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吉川先生、物事単純に考えていませんか?

 
 今週の週刊東洋経済に「未来時給」という興味深い特集があって購入したのだが、実際に読んで気になったのが吉川洋東大教授(経済財政諮問会議議員)の「低すぎるサービス業の生産性」(P9)というコラムでした。
 要約すると「日本のサービス業の生産性は米国と比較すると低い。それは競争の欠落であると考えられ、情報開示と競争が可能な市場の整備が必要である」というものです。
 吉川教授は、ホテル1部屋の清掃時間を測定するとベテランは17分、新人は33分という政府の分析結果から「なぜベテランのノウハウが新人に伝達されないか、疑問が残る」と書いていますが、私はそうは思いません。時間を短縮するノウハウは、実施するに経験が必要なもの(例えば無意識にマニュアル通りこなせるベテランとマニュアルを頭の中で確認しないとできない新人)や、文章化が難しいものがあると考えるのが普通でしょう。吉川先生はそういった単純作業に近い労働を経験したことがない、あるいは経験したが学生時代の大昔で忘れたと考えるのが自然なので仕方がないと思います(笑)。
 私は、建設業のあいつぐ談合摘発や流通業の再編など、以前に比べれば非製造業にも競争的な側面は確保されてきたと思っている。それでも吉川先生は不満なのでしょうけど。でもマクロ的には、生産性上昇は必要な労働が減る=失業増加などの問題があることも忘れてはならないので(決して生産性上昇を否定はしてません)、急激な生産性上昇が良いとは必ずしても良いとは言えません。
 これらを考えてみると「吉川先生、物事を単純に考えていませんか?」という結論になります。このような考えの持ち主が経済財政諮問会議議員として経済政策に影響力を持っいたと考えると何ともいえません。

 でも「デフレ時に利上げもある」と発言した福井日銀総裁やあの状態でゼロ金利解除を実施した速水前総裁と比較すればまともですね(笑)。
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百おやじ

Author:百おやじ
 男性 仕事はあまりできないが多少の資格はある。
 経済・自作PC関連・メイド喫茶等に興味を持ち、趣味で日本大学通信教育部経済学部を卒業したかなりの変わり者。

 
 
 
 
 
 
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