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経済無知の人が考えることは・・・

 
 昨日書いた浅井の『2003年日本国破産』の2冊ざっと読みました(その後、真面目な安達『脱デフレ分析』の1章も読みました)。今となっては浅井氏の予測が外れまくっているのが明白なのですが、出版された2001年当時だと本気で信じた人多かったでしょうね(笑)。
 それに『最後の2年』の元ネタも確認できます。ただ、当時力説していた1,000兆円の財政赤字に日本が耐えきれないという内容は、実際の赤字が中央政府・地方あわせて1,000億を突破したが日本が破産しなかったため放棄せざるをえかったようです。あと「予測が外れると懲りもせずタイムテーブルをそのままずらす」という行動(「嵐の前の静けさ」が『2003年国家破産』だと2001~2002年だが、『最後の2年』では2005~2006年になっている)もことも確認しました(笑)。これもインチキ予言者と同じ行動パターンです。
 今回読んで改めて思ったことは「ハイパーインフレの到来」と書きながら、日銀のや金融政策のことを無視していることです(爆)。財政破綻した国家がハイパーインフレになるのは財政破綻を回避するため中央銀行が紙幣を乱発するからですが、当時(現在も)の日銀がそのような行動をするとは考えられません。はっきり言って財政がいくら苦しくなろうが、独立性が保障された日銀首脳にとってはどうでもいいことみたいです(笑)。同書が出版された2001年といえば「前年8月に日本経済の現状や政府の意向を無視してゼロ金利を解除(ただしゼロ金利は異常だから早く終わらせるべきという世論も強かったことも確かです)したばかりで、国家破綻を回避するためにインフレにするなど考えようがない」というのが妥当な判断だと思いますが、浅井氏はそこまで考えが及ばないようです。福井総裁以下の現日銀もデフレが解消する前にゼロ金利を解除するわ、利上げをするわで、インフレにしようという気はまったくないようです。
 突っ込まれる前に書きますが、これらの話で日銀が政府の意向を無視しても補助貨幣(硬貨)を発行してインフレにするという手段は残されているが、ここでは無視してます。硬貨を発行すれば紙幣を刷るよりもコストがかかるのでよほどのことがない限りやらないでしょう。

 この点だけでも浅井氏の予測が外れる大きな要因ですが、経済無知の人間の考えることは恐ろしいもんだと実感した次第です。
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百おやじ

Author:百おやじ
 男性 仕事はあまりできないが多少の資格はある。
 経済・自作PC関連・メイド喫茶等に興味を持ち、趣味で日本大学通信教育部経済学部を卒業したかなりの変わり者。

 
 
 
 
 
 
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