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グレーゾーン金利撤廃の立場の違い

 
 今日は昨日の日経紙面からです。内異様は「どうする灰色金利」(うちに配達されたものだと16面)というもので、いわゆるグレー金利撤廃問題(参考記事)で撤廃賛成の宇都宮弁護士と反対の石川専修大客員教授の意見が書いてあるものです。
 私は規制反対派の石川氏の方が正しいと思う。
 「過去の経緯をみても(出資法で刑事罰となる)金利を引き下げても自己破産が減らないのは明らかだ」(括弧内引用者)と石川氏は言っているし、グレー金利を撤廃して法定金利を低すると、高い金利を払っても当座の資金が欲しいという人は借りられない。どうしてもお金を借りたいと思う人は闇金融に頼ることになる。闇金融は「トイチ」(10日で1割)などのとんでもない金利だし、違法承知で借りている人が弁護士などに相談に行くのも躊躇してしまうだろう。警察が摘発するにも、闇金融側は容易に特定できることは当然やらない。
 もっとも法定金利が下がったほうが、金利を聞けば即座に違法かどうか判断できるので、弁護士としては仕事がしやすいだろう。もちろん宇都宮弁護士は社会的正義のような視点から撤廃を賛成していると理解しています。しかし、借り手・貸し手にとっては残念ながらいい話と私には思えません。
 被害者救済というミクロの視点のみにとらわれている弁護士と金融全体を見ている経済学者の立場の違いを感じさせる良い記事であったと、私は考えている。

(追記)
 ちょうど、前からグレーゾーン金利撤廃反対を主張するbewaadさんが何度かこの問題に関して専門的な記事を書いているのでリンクしておきます(本日の記事はこちら)。私もこのくらいの文章が書ければいいのだが、中央官僚エリートと比較しても仕方がない(笑)。
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百おやじ

Author:百おやじ
 男性 仕事はあまりできないが多少の資格はある。
 経済・自作PC関連・メイド喫茶等に興味を持ち、趣味で日本大学通信教育部経済学部を卒業したかなりの変わり者。

 
 
 
 
 
 
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