FC2ブログ
 
 
 
 
 

思いつくことは、皆同じのようで・・・。

 
 ネットの影響により最近余り熱心に見ない新聞を読んでいたら「週刊プレイボーイ」に「「デフレ壊滅」には20代の給料をあげろ」という記事を見つけました。「以前ブログに書いた某氏の影響だろう」と思って購入してみましたが、どうやら違うようでした。

 金子勝氏らの意見を参考するなら、トンデモない考えになっても何ら不思議ではない。例えば、「日本はバブル経済崩壊後、債務処理に失敗し、莫大な借金と遊休資産を抱えてしまった。」って、そんな昔話されても困ります。バブル崩壊後の不良債権処理は1997年頃までに終了してますし、バブル以前に使っていた遊休資産をいまだに放置しているような企業はないでしょう。生産設備ならすでに陳腐化したり機械的寿命がきて廃棄されてるでしょうし。金子先生、今の学部生の大部分はバブルを知らない平成生まれですよ。分かってます?
 「そこにアメリカの圧力で国際会計基準が導入され始め、企業は株価維持のため、利潤を最大化して内部留保を積み上げなければならなかった。」企業が株価を維持するために利潤を最大化するのは、国際会計基準を導入する以前からの話です。内部留保を積み上げるって、日本企業って昔から、利益の中から株主配当や役員報酬出してのでしょうか?
 「でも、業績はさっぱり。」デフレで値段が安くなり全体の売り上げが減るのですから、当然でしょう。「それで社員の給料を下げてでも利益の確保に走ったというわけです。これは正しいけど、前提条件が間違いすぎる(爆)。

 記事には、「小泉政権下の景気拡大の時、日本企業はなんと200兆円もの内部留保をため込んだ。仮にそれを吐き出せば、就職状況も大きく変わる。」とあるけど、内部留保は現金や預金の山が貯まっている訳ではない。書いた人ちゃんと会計学勉強して書かないとダメだよ。バカにされるから。

 20代は消費性向が高いので、彼らの給料を上げれば景気が回復し、デフレが脱却できるという「どこかで聞いた話」です。記事には、「らき☆すた」の埼玉県久喜市の旧鷲宮町の例や、K-POPブームで賑わう新宿・大久保界隈を紹介して、20代の消費性向が高いことを主張している。でもその程度でデフレ脱却できれば、苦労ないんだけど・・・。

 「あとは企業の決断だけ。20代若者をたくさん雇い、給料をアップさればいい。そうすれば、若者はどんどん消費する→内需拡大→企業業績アップという好循環が始まる。デフレ経済も、インフレに向かうはずだ。
 この考えが正しいにしても現状では、自社だけ20代の給料を上げても、日本企業全体が上げなければ自社が苦しいだけである。法律で無理矢理、20代の給料を上げることを決めるのだろうか。民主党の公約である最低賃金1,000円すら実現困難なのに・・・・。
 それに「法令なんかクソくらえ、社員の生活が良くなるなど関心がない」というブラック企業の経営者をどう説得するのだろうか。取り締まるのは大変だろう。このように疑問がありすぎる。

 高齢者の声が優先される現状で、若者の声を代弁する記事が出ることはいいことだ。だが、デフレやマクロ経済に関することをきちんと理解してから発言して欲しいものである。インタビューした方の一人に飯田先生がいるのに、なぜデフレやマクロ経済に関して教えて貰わなかったのだろうか?直接教えを請いたい私からすれば、あまりにももったいなさ過ぎる・・・。
スポンサーサイト


 
 
 
 
 
 
プロフィール
 

百おやじ

Author:百おやじ
 男性 仕事はあまりできないが多少の資格はある。
 経済・自作PC関連・メイド喫茶等に興味を持ち、趣味で日本大学通信教育部経済学部を卒業したかなりの変わり者。

 
 
 
 
 
 
天気予報
 
 
 
 
 
 
 
コスプレ時計コスタイム
 
 
 
 
 
 
 
カレンダー(月別)
 
04 ≪│2019/05│≫ 06
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
過去ログ v Co リバース
 

Plug-in byまる。hi

 
 
 
 
 
 
CATEGORY+PC
 
 
 
 
 
 
 
リンク Twitter関連
 
 
 
 
 
 
 
リンク 経済関係
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ブログ検索
 
 
 
 
 
 
 
当ブログのバナー