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藻谷氏の反論にならぬ反論(3)

 
 昨日の続きです。

 もう1つは、「比較対象が適切でない」ということである。藻谷氏は、「生産年齢人口減少ということ以外はほぼ共通点のない日本とロシア、東欧などを比較すること自体、科学的な比較対照の基本を外れたものだ。」(P77)というが、逆でしょう。それ(笑)。「生産年齢人口減少ということ以外はほぼ共通点のない日本とロシア」の物価が関連性があれば、労働人口減少デフレ説の強力な証明になるのだ。当たり前だが、そのような証明はまったくみられない。
 さらに藻谷氏は「生産年齢人口減の影響を一般論を論じたければ、生産年齢人口が減っている国同士でなく、増えている・減っている以外の基本的経済状況が同じ国同士を比較せねばならない」(P77)とあるが、そんな国あるのかよ(笑)。社会科学で実験みたいな純粋の条件で比較などできないよ。
 ただ、これは藻谷氏の主張に対し、「それは日本で人口減とデフレが重なったことによる偶然でしょ?」と言う疑問にまともに答えられないことも意味しているのだが・・・。分かっているのかな?
 残念ながら、「生産人口減によるデフレ」という藻谷氏の主張を裏付けるデーターは皆無ですし、本人がその証明を拒否してしまったようです(爆)。

 そして藻谷氏の文章は、今回もトンデモの定番で終わります。
悉皆調査に基づく正確な減少認識が多くの経済関係者に共有されること、それこそが最も必要な現状打破の道筋なのだ。明治維新後のように、戦後復興期のように、あるいは公害対策に邁進した時期のように、現状認識さえ共有できれば、対処策は現場から具体的に無数に湧き上がると、筆者は確信している。(P78)
 藻谷氏は先程の引用部分と言っていることと、「トンデモ経済論を人々に流布する」というやっていることが全然違うのだが・・・・。

(一応、これで終わりです)
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百おやじ

Author:百おやじ
 男性 仕事はあまりできないが多少の資格はある。
 経済・自作PC関連・メイド喫茶等に興味を持ち、趣味で日本大学通信教育部経済学部を卒業したかなりの変わり者。

 
 
 
 
 
 
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