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小野教授の暴言には呆れるほかない

 
 昨日、私のTwitterで興味深いTLが流れていた。それは小野教授の以下の発言からだ。
 重要なのは、誰にも成長分野など分からない、ということだ。私にも、分からない。政府にも分からない。だから、どんな分野におカネを使ってほしいのか、政治家は国民に聞くことこそが大事だ。その多数決で判断すればいい。道路が必要だという人が多ければ、道路を作ればいい。それが、民主主義というものだ。菅首相は、それは介護分野だと判断したのだろう。記事
 はっきり言ってこの発言には呆れるほかない。

 第1の点は、小野教授の論理矛盾がひどいことだ。この発言だと、「小野教授が批判していた公共投資による財政政策すなわち「第一の道」でも国民による多数決で決まれば全然構わない」ということになってしまう。小野教授は経済学者なのだから、あくまでも経済学による価値判断で「良い」「悪い」を決めるべきだ。たとえば乗数がほぼ1であっても、どちらが乗数が大きいかとか、どの産業を支援すれば雇用や経済成長が期待できるかなどである。小野教授は、それを完全に放棄してしまっている。経済学者が経済を抜きに価値判断を語るならば、私のような素人が語る価値判断と大差はない。倫理的なことなら、経済学者よりも倫理学の研究者に聞いたほうが良い。

 第2の点は、先程と関係するが、自らの発言の責任を放棄している。国民が多数決で支援する企業を決めれば、学者である小野教授も、小野教授の主張を支持してくれる菅総理ら政治家も責任がなくなってしまう。「国民が決めたのだから、学者も政治家も責任がなくなり、責任逃れだ」とTwitter上で批判されていたが、当然の指摘である。

 引用した発言は、小野理論は「政府が民間よりも賢い知識や実行力を持っているという前提でしか成立しない」「小野教授はどの産業が成長するか分かっているのか?」という批判をかわそうとしたのだろう。だが、それを取り繕うとして、かえって自らの論理矛盾や無責任さを表明してしまったといえる。小野教授のような優秀な方が、そこまで考えが及ばなかったと思えないのだが・・・。

 「間違ってしまったら、下手に取り繕うとせずに間違えを認めた方がダメージが少ない」という私の持論はやはり正しかったようだ。まあ、大学教授という立場だと間違えを認めるのは難しいのは理解できるけど。それをやらないと立場がますます悪くなる。それが嫌なら取材一切断った方が良いかもしれない。それもなかなか難しいだろうが。

 どうでもいいけど、最初のこの話が流れたとき、引用元がなかったのでなかなか意味が分からなかった。「Twitterはフォローした人も読むものだから、他人にもある程度分かるものでないといけない」ということを実感できた。私もきちんとつぶやけるよう頑張ろう。
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百おやじ

Author:百おやじ
 男性 仕事はあまりできないが多少の資格はある。
 経済・自作PC関連・メイド喫茶等に興味を持ち、趣味で日本大学通信教育部経済学部を卒業したかなりの変わり者。

 
 
 
 
 
 
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