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原田泰「内需主導は日本経済を救うか 「外需依存型経済」三つの誤解」を読む(1)

 
 備忘記録とタイトルそのまま書いてますが、タイトル長すぎです(笑)。俗説を斬る男(と私が今勝手に名付けた)原田泰氏の『週刊ダイヤモンド』2009年11月28日号に掲載された論文です。

 論点を私の能力で整理してみると、最初の論点は「外部依存型経済という具体的な定義がない」ということです。原田氏はこように主張しています。
 外部依存型経済とは、GDPに占める輸出の比率が大きい経済ということになるだろう。日本のGDPに占める輸出の割合は17.6%(2007年)で、米国よりも大きいが、ヨーロッパ主要国の25~35%に比べると小さい。
 図1
(引用者注:P113左上にある)に見るように輸出のGDP比の大きい国ほど輸入の比も大きいという関係がある。(P112、なお数字は見やすくするため原文の漢数字からアラビア数字に直しています
 原田氏は、「輸出とは、自国でも使えるものを他国のために生産しているのだから、そのぶん国内への供給が減る。すなわち、他国には自国で使えるもの生産してもらい、それを輸入する必要がある。輸入を拡大するためには輸出を拡大しなければならないことになる。」(P113)と結論づけている。この引用だけだと「ヨーロッパ主要国はEUの経済統合によって強い外国依存があるからだ」というツッコミもあるだろうが、本文図1には日本・米国・ブラジル・メキシコ・インド・ロシア・カナダ・中国なども同様の傾向があるので、そのツッコミは通用しません。あしからず。

 完全雇用が成立している場合には、「輸出を増やせば、輸入を増やさざるを得ない」というのは当然の答えだけど、多くの人々は企業と同一視して輸出を増やして輸入を抑えることが国益につながる」という重商主義的発想になってしまう。その当然な答えを忘れてしまう自分自身にも反省しているところです。そして多くの人は例の如く、輸出依存型経済というのは単なるイメージとして語っていると私は思っています。

 引用してしまうとどうしても長文になってしまうが、原田氏の文章上手いから私の下手な説明よりよっぽど使えるだよね。長くなったのでそのうち続きを書きたいと思っています。
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Author:百おやじ
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 経済・自作PC関連・メイド喫茶等に興味を持ち、趣味で日本大学通信教育部経済学部を卒業したかなりの変わり者。

 
 
 
 
 
 
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