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『週刊ダイヤモンド』総力ワイド特集「大学」を読む

 
 明日には最新号が販売され書く機会がなくなるので、一応書いておきます。

 『週刊ダイヤモンド』10月31日号「総力ワイド特集「大学」」を読みました。大学経営の諸問題を扱う特集で、大学に関して興味のある私にとって面白い特集でした。ただ、私にとって特に新しい内容がなかったのが、ちょっと残念でした。「Chapter 6 日本大学マンモス内紛」に関しては「大組織ならこういったドロドロがあるのは仕方ないか・・・」という感想です。

 書いている記者が複数であると想像され、一貫性が多少欠ける印象があります。例えば、「大学粗製濫造時代にあって、低偏差値の生き残る道はただ1つ。資格・就職に直結する特色を打ち出すことである。」(P86)が、正論だがそうは簡単にいかないだろう。大学という建前上資格の受験対策に特化するは難しい。資格予備校の授業を大学と兼用していたLEC大学(経営悪化によりすでに募集停止)が、文科省から改善勧告を受けたのは記憶に新しい。さらに学生の質に問題がある。この特集でも「知らない人と話すと骨が折れるか」という質問をしたら、ある学生が「どうして話すのに骨折してしまうのですか?」と真顔で聞いたらしい(P57)。国語力がないということは、試験問題が理解できないというのと等しいことだから、話にならない。特集でもあるように、「大学になってから再教育しても遅すぎる」し「下流大学の自助努力だけではどうしようもない状況に追い込まれている」(P59)のである。指摘は正しいとしても、P86の引用とP59の引用した内容は矛盾してしまうのである。

 そもそも問題が解決できれば、誰も苦労しない・・・。そして文系の多くの大学教員は、大学教員以外に自らの学歴と実績を給料や社会的地位を反映できる職場はなく、他の職業に転職する訳にはいかない。そう考えると気の毒に思えてしまう。そして景気が悪ければ、低偏差値の大学を中心に就職難は避けられず、事態はさらに悪化するのである。
 特集では「大学粗製濫造を黙認した文部科学省「天下り」の罪」とあるが、天下りの問題は別にして認可条件を満たした申請者を拒否することは、タクシー乗務員のように「労働者の待遇悪化」というような大義名分がない限り、事実上できないだろう。少子化なので大学が増えることを止めることはできいない。

 なんとかならないだろうか・・・。
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百おやじ

Author:百おやじ
 男性 仕事はあまりできないが多少の資格はある。
 経済・自作PC関連・メイド喫茶等に興味を持ち、趣味で日本大学通信教育部経済学部を卒業したかなりの変わり者。

 
 
 
 
 
 
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