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安達誠司『恐慌脱出』東洋経済新報社2009を読み終える

 
 いつもながら読むスピードが遅い(笑)ので、よいやく読み終えました。

 今回の大不況(恐慌)に関しては評価できるもの、おバカなものまで様々な本が出ていますが、本書では恐慌脱出に失敗する可能性まで言及しているのが特徴です。
 1つはこのブログでもすでに書いたように1930年代大恐慌だけでなく、1907年の恐慌まで視野に入れて金融危機を論じていることである。安達氏の歴史に対する理解の深さはいつも脱帽させられる。
 安達氏はアメリカは金融・財政政策の総動員で比較的早期に不況から脱出する予想がされている。その一方、アメリカ以外の国は成長モデルが崩壊し視野不良になっていると主張される。特に日本に関しては与野党とも金融政策の理解がないので期待できない(笑)といった悲観的な予想がされている。私も同意見である。現在の与野党を問わず政府は大規模な財政政策で対応すると考えられるが、金融緩和なき財政政策は円高の壁によって景気回復は頓挫するだろう。
 安達氏は、アメリカが不況を脱し、正常化に向けた動きの中で政策を失敗(たとえば早期の金融引き締め)し、再び不況になるリスクを懸念している。私は大恐慌研究の権威であるバーナンキだから、失敗する可能性は低いが、可能性は残っていると思っている。デフレが解消する前に量的緩和を解除し利上げをするような日銀みたいなアホなことをする可能性はゼロだけど(笑)。
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百おやじ

Author:百おやじ
 男性 仕事はあまりできないが多少の資格はある。
 経済・自作PC関連・メイド喫茶等に興味を持ち、趣味で日本大学通信教育部経済学部を卒業したかなりの変わり者。

 
 
 
 
 
 
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