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岩田規久男『世界同時不況』ちくま新書を読む

 
 今更ながら岩田規久男『世界同時不況』ちくま新書、2009の感想を書いてます。
 岩田先生の経済入門書はいつもながら、初心者にも分かりやすい内容だが、かなり高度なことも書かれている。著者の文才にはいつもながら感心しています。

 岩田先生以下リフレ派の主張に慣れ親しんでいる私にとっては当然の指摘ばかりだったが、この本で一番驚いたのは、福井前総裁時代の日銀が金融緩和をやっていると言いながら、速水元総裁時代にも及ばないという内容だ(P162~P165)。前に書いた『Voice』の対談で飯田先生が「日銀は「長期国債を買っている」といいますが、残存期間が1年未満のものばかり。これらは名前が長期債ですが事実上短期債です」(P135)などの日銀の狸ぶりに呆れるしか他なかった。そして『Voice』の対談で若田部先生が「データのチェックしてみて日銀の長期国債残高がまったく増えてないのに驚いたとおっしゃっていました
(P136)とある。ならば素人の私ごときが分かるはずもない。

 実際は量的緩和をしなかったのにデフレ脱却寸前まで効果があったということは、中央銀行のコミットメントが金融政策がいかに大切かを証明したのではないでしょうか。日銀は、実際には量的緩和をしていないことも、日銀のコミットメントが重要な影響を与えることも、両方とも認めはしないと思いますが(笑)。
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百おやじ

Author:百おやじ
 男性 仕事はあまりできないが多少の資格はある。
 経済・自作PC関連・メイド喫茶等に興味を持ち、趣味で日本大学通信教育部経済学部を卒業したかなりの変わり者。

 
 
 
 
 
 
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