FC2ブログ
 
 
 
 
 

日経新聞 経済教室「不況の真因、「需要にあり」」の感想

 
 昨日の日経新聞の経済教室で大竹文雄大阪大学教授が「不況の真因、「需要にあり」」という文書かれたのでその感想を書いてみます。

 この文章の中心は大竹教授が需要変動を重視する近年の経済理論を紹介していることです。
 文章の順番に従い最初は「守銭奴的な貯蓄過剰が不況の原因」とする小野善康教授の小野理論から書いてみます。「「守銭奴的な貯蓄過剰が不況の原因」というが、これは原因ではなく結果ではないか」ということです。今回の同時不況でもアメリカの住宅バブルの崩壊が原因で、その結果が自動車などの販売不振という守銭奴な行動になるはずです。需要減少の負のサイクルを止めるには財政政策などが必要ですが、問題の根本的な解消にはほど遠い例が多いと思われる。
 次にアカロフ教授とシラー教授の「金融部門の信頼欠如」というものである。信頼が欠如すると金融機関の仲介機能が崩壊し、需要の低迷を招くという1930年代大不況のような銀行が取り付け騒ぎで倒産する状況ならその通りだが、この説明で不況全般を説明するには弱いような気がする。日本の平成不況では、貸し渋りによる資金の供給不足よりも、金融機関側にとっての優良な借り手がいない需要不足説の方が大きかったからだ。両教授の主張するとされる金融機関の資本注入などの対策は反対しませんが。
 最後にフォーマ教授の「将来に対して資産価格の悲観的な見方が不況を招く」というものである。今回の同時不況もアメリカ不動産の暴落という悲観的な見方がパニックの始まりだから、かなりの部分該当するとは思っている。ただ対策として、中央銀行が証券市場に直接介入して価格をコントロールするのは過度な市場介入に思えてあまり賛成できない。もちろんフォーマ教授の文書を直接読んで判断すべきなので、態度を保留するのが正しい判断なのだろう。

 この文章で最後に大竹教授は「大事なことは、ばらまきでなく、私の暮らしを良くするための投資にお金を使うことだ」という。その通りなんだけど、その適切先な投資を探すのは実は一番大変だと私は思うのですが・・・。

 (ぼやき)慣れないUMPCのキーボードで打つのは大変です。非常に疲れました。だった長文を書くなというツッコミはなしでお願いします。
スポンサーサイト





 
 
 
 
 
 
プロフィール
 

百おやじ

Author:百おやじ
 男性 仕事はあまりできないが多少の資格はある。
 経済・自作PC関連・メイド喫茶等に興味を持ち、趣味で日本大学通信教育部経済学部を卒業したかなりの変わり者。

 
 
 
 
 
 
天気予報
 
 
 
 
 
 
 
コスプレ時計コスタイム
 
 
 
 
 
 
 
カレンダー(月別)
 
08 ≪│2019/09│≫ 10
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
過去ログ v Co リバース
 

Plug-in byまる。hi

 
 
 
 
 
 
CATEGORY+PC
 
 
 
 
 
 
 
リンク Twitter関連
 
 
 
 
 
 
 
リンク 経済関係
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ブログ検索
 
 
 
 
 
 
 
当ブログのバナー