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野口悠紀雄氏の情報整理の意欲に感心するが・・・

 
 一昨日、「2008年度上半期 この経済書がすごい」を見る目的で『週間東洋経済』を購入したが、同書で注目してしまったのが野口悠紀雄「グーグルが生んだポスト「超」整理法」です。この文章を読むと野口氏がいかに情報収集や整理に貪欲で革新的であるかが分かります。私には仕事を含めたすべてのメールをGmail上で管理するという革新的な発想はできません。野口氏は「ITの専門家は大体Gメールを怖がって使わない。まして日本の大企業は言うまでもない。しかし、そこ(引用者注:セキュリティの問題等)を割り切らないかぎり、新しい時代に適用できない」(P40)と主張する。だがITの専門家はPCがセキュリティの問題に脆弱かは知っている(なにせWindowsはほぼ毎月修正プログラムが公開される)し、何らかの原因で顧客情報等重要なデーターが外部に流ればマスコミに報道され、企業にとってかなりのダメージを受ける。しかも何者かがWinnnyなどのファイル共有ソフトのネットワークに入れば、データーを完全に回収することはほぼ不可能と言われている。野口氏はそこまでのリスクが分かっていて発言しているか、かなり疑問だ。

(追記 2008/8/13 6:30 頃)
今朝、PCを起動してWindows UpdateをしてみるとXP SP3+Office2003+Office2007互換性パックという環境で更新プログラムが15個(WordとExcel Viewerしか導入していないサブPCでも10個)という数にはさすがに驚いた。PCの信頼性なんてこんなもんだよね(苦笑)。

 しかも野口氏は「私が恐れていることは、グーグルが突如、気が変わってGメールをやめてしまうことだ。なにしろ無料だから、それに対してユーザーは何も文句が言えない。有料化して安心させてほしいすら思う。」(P40)この文章読んで爆笑しました。なぜなら、「Google Apps Premier Edition」というGmailを含む有料サービス(100 アカウント以上 1アカウントあたり年間 6,000円:99 アカウント以下 - 1 アカウントあたり年間 50 米ドル(オンライン申し込みのみ))が既に存在することを野口氏が知らないとは想像できませんした。Gmailの設定やヘルプをいろいろ見れば、「Google Apps Premier Edition」があることはすぐに分かりそうなものですが(私はしばらくしたら気がつきました)。ちなみにこの有料版は、Gmailに関しては、1アカント当たりのメール容量が無料版の約7G(記事作成現在)から25Gにアップし、99.9 % のメール稼働率の保証など無料版にない機能強化があるようです。
 と書いていたら偶然にも「Google AppsとGmail、一部ユーザーで15時間にわたる障害記事」というを見つけました。Web上にデーターを置くとサーバーがダウンするとどうにもなりません。こういったリスクも考えてWebアプリケーションは導入する必要があります。

 私の野口氏に対する本当の希望は、効率的な情報整理の方法を提供するよりも、経済学者として日本経済に対するまともな主張をして欲しいのです。お願いですから「清算主義」などいい加減古い考えは捨てて下さい。1930年代ならともかく、今は21世紀なのですから(笑)。
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百おやじ

Author:百おやじ
 男性 仕事はあまりできないが多少の資格はある。
 経済・自作PC関連・メイド喫茶等に興味を持ち、趣味で日本大学通信教育部経済学部を卒業したかなりの変わり者。

 
 
 
 
 
 
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