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高橋洋一『官愚の国』を読んでみた

 
 日曜日に高橋洋一『官愚の国』を購入したので、ざっと読んでみました。

 本を読むと著者が公務員試験の試験委員の経験があったとか、財務省は、財務省外の人事院や総務省に出向して、本来の公務員給料を管理してだけでなく、人事院で各省の人員管理、総務省で全体の公務員数まで管理しているとは全然知らなかった。その原因が、旧内務省の解体と、旧大蔵省がGHQの追求をのらりくらりと逃げながら権益を確保したなど、興味深い話が多い。もちろん、『さらば財務省』等過去の著作にも書いてある話も多かったが。

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 そして著者は「官僚はたいした能力が求められていない」(P25:傍点原文のママ)と断言する。それは、「何かの問題を与えられてきたときは、あらかじめ学習したことならきちんと答えられる、その能力だけを問うている。ということは、官僚は創造性はいらないし、本当の問題解決能力もいらない。」(P26~27)という。確かにその通りだ。現政権は、会議を乱立させ政治主導を発揮していないが、官僚も異常事態に対応できないでいるのは間違いない。

 例えば、原発が破壊した残骸を合法的に処理する法令が現在ない(現行の廃棄物処理法では放射能を含む廃棄物は対象外。原子炉が破壊された大量の残骸をどうするかと問題を考えられなかったし、そのような法令をつくれば「いつか壊れるやっぱり原発は危ないじゃないか」とツッコミがあるので、作れなかったのが実情だろう)そうだが、そういった難題は審議会でも作って原子力や産廃処理の専門家に丸投げするのが関の山だろう(未知の問題なので官僚が介入しにくい)。

 そしてやろうとしているのは、増税や財政再建など震災以前に学習したことを状況も考えずやろうとしている・・・。あるいは、東電の現状の体制をできる限り残そうとする救済(補助)である。

 政治主導が叫ばれて久しいが、本書に書いてあるように高級官僚は一労働者ではなく「政府の取締役にあたる」地位であり、政策の結果責任を問われるべきだ。実際に法案を書いているのは、他ならぬ官僚なんだから・・・。そして官僚がクビになっても困らないように失業保険もきっちり払うべきだ。不祥事で退職した時に役立つし(笑)。そうすれば、雇用保険を流用して旧雇用促進事業団みたいに無駄な保養施設など作りにくくなるだろう。

 政治家も官僚も変わらないと、デフレは継続するし、増税は止まらないなど日本の将来はますます暗くしかならない・・・。

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百おやじ

Author:百おやじ
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 経済・自作PC関連・メイド喫茶等に興味を持ち、趣味で日本大学通信教育部経済学部を卒業したかなりの変わり者。

 
 
 
 
 
 
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