FC2ブログ
 
 
 
 
 

藻谷浩介氏と小黒一正氏のすさまじい対談(2)

 
 前回の続きです。

 藻谷説では、生産年齢人口(完全雇用が成立してない状況で、実際に生産している人口で見てないからおかしい。なぜなら失業者を雇うという考えになりずらいからだ)の減少が根本的な原因なのだから、根本的な対策は人口を増やすしかないはずだ。だが、なぜか話は高齢者から若者への再配分の話題ばかりになる。高齢者から若者への再配分に関して私は反対しないが、生産年齢人口人減少よる値崩れやらはそのようなことで対策ができる容易な問題だったのだろうか?それても「何もしないよりまし」という判断なのだろうか(もっと別にやるべきことがあると私は思うが)?私には分からなかった。

 いずれにしろ、タイトル通り「まずは企業が若者の人件費を増やせ」という対策になるらしい。日本全体のパイが縮小しているのに、そんなの簡単じゃないぞ。転職の適応力が低い高齢者を優遇して、適用力や今後の可能性がある若者を冷遇するというのは、短期的には合理的な判断だし、現在のような切羽詰まった状況では、「1年先がどうなるのが分からないのに、10年後なんか考えている余裕ではない」企業は多いだろう。この説得は非常に難しい。
 
 こういった批判が出るのを予想していたのだろうか、小黒氏は、「政治がリーダーシップをとって、世代間の均衡を保つ「世代間公平基本法」のような法律を作ればいい」(P145)という仰天の提案を行う。
 まず技法的な問題として、その世代間の均衡やらをどうやって決めるのだろうか?現在の若者消費離れだって、本当に消費することを嫌っているのか、将来が不明で所得が低いから消費せず消費が嫌っているように見えているのか、を判別するのさえ大変なのだから。
 そして、「若者の方が消費性向が高いので、そちらに強制的に所得を増やします」と納得できる高齢者がどれだけいるのだろうか?若者差別と言われそうだし、「高齢者がもっと消費すればいいのだろう」と反発されるのは間違いない。

 この階段を読んだ感想は、「将来を真剣に心配しているのは分かった。だが、現状認識や対策に関しては、私には全然理解できませんでした」というものです。誰か解説して下さい(苦笑)。

スポンサーサイト



 
 
 
 
 
 
プロフィール
 

百おやじ

Author:百おやじ
 男性 仕事はあまりできないが多少の資格はある。
 経済・自作PC関連・メイド喫茶等に興味を持ち、趣味で日本大学通信教育部経済学部を卒業したかなりの変わり者。

 
 
 
 
 
 
天気予報
 
 
 
 
 
 
 
コスプレ時計コスタイム
 
 
 
 
 
 
 
カレンダー(月別)
 
11 ≪│2010/12│≫ 01
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
過去ログ v Co リバース
 

Plug-in byまる。hi

 
 
 
 
 
 
CATEGORY+PC
 
 
 
 
 
 
 
リンク Twitter関連
 
 
 
 
 
 
 
リンク 経済関係
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ブログ検索
 
 
 
 
 
 
 
当ブログのバナー