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藻谷氏の反論にならぬ反論(2)

 
 昨日の続きです。

 藻谷氏は、「拙論を、「人口減少がデフレの原因であるとのトンデモ説」「日本と同じ生産人口が減っているロシアや東欧ではデフレは起きてないと」とする批判がもある。」(P77)として反論をしている。

 1つは、「いま起きているのは、マクロ経済学上のデフレでななく、ミクロ経済学上の現象、(中略)だから、これらはまったく的外れだ。」というものだ。だが、デフレとは2年連続で物価が下落することであり、藻谷氏以外からマクロ経済学上のデフレとかミクロ経済学上のデフレという言葉を聞いたことがない。従って、マクロの経済学上のデフレとかミクロ経済学上のデフレという著者独自の概念だと思われる。オリジナルの概念に関して、ろくに定義を説明せずに、「分かっていない」と批判するのは、フェアではない。藻谷氏のいう(ミクロ経済学上の)デフレは、私が使っている一般的なデフレと全く違う言葉なんだろう。話が通じなくて当然なのだ。
 また藻谷氏は「生産年齢人口=消費者の頭数の減少に伴う値崩れだ」(P77)とも指摘している。だが、相対価格の変化を一国全体の物価に求めるのは間違っている。例えば、パソコンや家電製品は、登場以来、性能で比較すると値崩れしっぱなし(笑)だ。パソコンや家電製品が値下げし続けているのに関わらず、インフレになっている国はいくらでもある。すなわち、特定商品の値崩れと一国全体の物価は関係ない。
 特定産業の商品の値崩れの話をするのは結構だが、その延長上でデフレとか一国全体の物価の話を説明すると矛盾が出てしまうのだ。藻谷氏の名誉の為にも、ミクロの値崩れとマクロのデフレを区別して話をしてくれることを望んでいる。 

 長文になったので、また後日公開します。

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百おやじ

Author:百おやじ
 男性 仕事はあまりできないが多少の資格はある。
 経済・自作PC関連・メイド喫茶等に興味を持ち、趣味で日本大学通信教育部経済学部を卒業したかなりの変わり者。

 
 
 
 
 
 
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