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想像していなかった予想外の展開

 
 今回も備忘録です。

 一昨日公開した記事に浜矩子女史を批判したが、その後まさかプロのエコノミストが同様なことを書くとは考えもしなかった。それが、「ドル安ではない。円高こそ問題だ。 片岡剛士」です。

 リンク先の2つのグラフを見ると、一目瞭然だ。まず、「国ドルを基準とした場合の主要通貨動向を、世界金融危機が生じる前の2007年1月を1とした場合の指数として示している。」上のグラフである。片岡氏は「この図から明らかなのは、米国ドルは主要通貨のすべてに対して安くなっているのではなく、メキシコペソ、韓国ウォン、英国ポンドといった通貨に対しては、ドル高が生じていることである。そして、2007年1月を基準とした場合、ドル安の進行がもっとも深刻なのは円である。要するに、米国ドルの動きは一様ではない。」と解説している。
 そして下のグラフの解説は次のように書いてある。片岡氏「図表2はこの点についてみたものだが、明らかなのは、リーマン・ショックが生じた2008年9月以降の局面では、主要通貨すべてに対して円の価値は高まっている、つまり円高が進んでいるということだ。」そして「2国間レートの場合、円高とドル安は表裏一体の関係であって、一方の側面のみを強調するのはそもそも意味がない。あえてどちらかを強調するのであれば、主要通貨に対して円が全面高であることこそ問題ではないか。」と結論づけている。

 ようするに浜女史の「円高でない、ドル安だ」という現状認識は間違いであると考えられる。だが、浜女史が主張してる「ドルに対する過大評価の歴史的修正」は具体的な根拠が書かれていない以上、論理的に否定しようがない。「長期的にだから、今まったく統計上現れていないが、今後ドルに対する過大評価の歴史的修正が始まる」という解釈も可能だ。なにせ長期というだけで具体的な期間が書いてないのだから。1,000年後だって長期は長期です(笑)。

 浜女史は、プロのエコノミストに全面的に否定された文章を公開されたのだから、反論があるならきちんと反論すべきであろう。そうでないと、以前に私が書いたように「ドルに対する過大評価の歴史的修正が始まるのは単なる思いつき」と推察するしかないのだ。理論よりも思いつきが優先されるなら、もはや学者として評価することはできない。こういった考えを持つのは私だけとは到底思えないのだ。と書いているが、すでに私は浜女史をトンデモさんと認定してるけどね(笑)。

 論争は大いに結構だ。あくまでもフェアな論争に限るが、反リフレ派には池田信夫氏のような「人の論旨を勝手に変更して批判したり、論理とは無縁な人格攻撃する卑怯者」もいるだよね。残念ながら・・・。

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百おやじ

Author:百おやじ
 男性 仕事はあまりできないが多少の資格はある。
 経済・自作PC関連・メイド喫茶等に興味を持ち、趣味で日本大学通信教育部経済学部を卒業したかなりの変わり者。

 
 
 
 
 
 
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