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有料論説サイトの難しさ

 
 「無料でネットのサービスを受ける時代はもう終わる」みたいなことを山本一郎(切込隊長)氏が主張されています。確かに広告のみでネットサービスを運営することは困難になってきてるでしょうが、ユーザーから課金してサービスを維持するのはそれ以上に困難であることは間違いないでしょう。

 昨日の朝、私のTwitterに流れていた話で、昼休みにつぶやいた話です。それは、WEBRONZAにあるテーマ「10年デフレ、克服したい」だ。有料サイトのはずだが、なぜか無料で読める。藤井英彦「デフレの構図、世界的な構造変化を直視せよ」、小此木潔「デフレは成長で克服できる――宿命論や悲観論から脱却しよう」、西井泰之「中央銀行の成長分野融資制度――「過保護ママ」日銀の深意」が掲載されている。「金を払ってまで読む価値があるか」と問われたら、もちろん否定する。

 3人とも、デフレが日銀による金融政策の失敗であるという初歩的なことも理解していない。そして、トンデモ論であっても与党の政策を支援する形で書かれる『経済財政白書』や、日銀の責任逃れに終始する日銀の大本営発表を何の疑いもなく信じている。デフレ脱却に政府や日銀の成長戦略に期待しているのも間違っている。政府がそのような能力を持っているとは考えられないし、過去の成功例もない。成長戦略とは、要するに産業政策から名称だけを変えた特定分野のバラマキに他ならないことも理解していない。現状認識とその対策方両方とも間違いなので、お話にならない。この程度のトンデモ論なら無料でいくらでも読めるのだ。

 WEBRONZAと提携している「シノドス」は有料のメールマガジンだが、一流の論者をしっかり選んでいるので、無料の記事を読む限り「有料でも構わない」と思っている。こういった有料サービスは、読者が「お金を出してもいい良質の主張」をできる論者をいかに捜し出すかにある。WEBRONZAは人選びに失敗北し、シノドスは成功している。このままだとWEBRONZAは採算が取れずにそのうち撤退する、と考えるのは私だけであろうか?

 私もシノドスのメールマガジン購入してないので、あまり偉そうなことは言えないね。今回の記事を契機にメールマガジン購読しました。楽しみです。

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百おやじ

Author:百おやじ
 男性 仕事はあまりできないが多少の資格はある。
 経済・自作PC関連・メイド喫茶等に興味を持ち、趣味で日本大学通信教育部経済学部を卒業したかなりの変わり者。

 
 
 
 
 
 
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