FC2ブログ
 
 
 
 
 

若者の就職に関心を持つリフレ派、無関心な構造改革主義者

 
内定率5年ぶり低水準=高校生、昨年末で75%-文科省(記事

 卒業を前にしてこのような記事を読むのは辛い。就職希望の生徒の中には、本来は進学希望だったが経済的な事情で就職希望に変更した生徒もかなりいると思われるからだ。前の世代のせいで不況になったのに、何の関係がない若者が一番責任を取らされている形になっている。私を含めて反省しなければならない。最大の責任は歴代日銀幹部にあるは言うまでもないが・・・。

 経済評論の世界では、不思議な思想がある。
 それは、市場に絶対的な信頼を寄せる構造改革主義者が、IT振興など産業政策のようなミクロ経済政策を提案する思想である。これは有望産業を探し、育てることに関して市場よりも政府の優位を認めることであり、どう考えても論理矛盾である。一方、構造改革主義者は、本来政府や中央銀行しかできない金融政策などには無関心あるいは否定的である。彼らは「どう考えても市場と政府の役割を正しく理解してないのではないか」と思わざるを得ない。
 若者の雇用に対しても同様である。「お札を刷れば景気が回復する」という一見現実離れみたいな主張をするリフレ派の方が現実的な若者雇用に対して関心を持っている。その一方、一見現実的な主張をする構造改革主義者は、さほどではない。リフレ派の論客を例に取ると、就活本(『偏差値40から良い会社に入る方法』)まで出版してしまった田中先生や、元派遣村村長の湯浅氏など格差問題の論客と対談をして出版をしている飯田先生(『脱貧困の経済学』『経済成長って何で必要なんだろう?』)、「デフレスパイラルが発生すると、もっとも困るのは弱者の雇用。特に、若年層や女性」としリフレを主張する勝間女史でなどある。逆に構造改革主義者は以前湯浅氏の言葉を引用したように、失業率さえ減れば、労働者が食えようが食えないが関係ないのである(笑)。竹中平蔵氏や池田信夫氏などは、大学教員であり若者とつきあう職業であるはずだ。でも、人でなく雇用に関して失業率という数字しか見ないのか。私には謎としかいいようがない。

スポンサーサイト



 
 
 
 
 
 
プロフィール
 

百おやじ

Author:百おやじ
 男性 仕事はあまりできないが多少の資格はある。
 経済・自作PC関連・メイド喫茶等に興味を持ち、趣味で日本大学通信教育部経済学部を卒業したかなりの変わり者。

 
 
 
 
 
 
天気予報
 
 
 
 
 
 
 
コスプレ時計コスタイム
 
 
 
 
 
 
 
カレンダー(月別)
 
01 ≪│2010/02│≫ 03
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 - - - - - -
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
過去ログ v Co リバース
 

Plug-in byまる。hi

 
 
 
 
 
 
CATEGORY+PC
 
 
 
 
 
 
 
リンク Twitter関連
 
 
 
 
 
 
 
リンク 経済関係
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ブログ検索
 
 
 
 
 
 
 
当ブログのバナー