いろいろあった1年も終わりますね。

 
 「あっという間に大晦日になってしまった」になってしまいました。

 政権交代など激動の1年だったが、かなり予想通り(多くは望まぬ方向だったが)に動いた1年だった。
 政権交代も衆議院任期切れと自民党のダメっぷりから昨年末にはほぼ予想できた。今年後半デフレが深まることも、今年前半に行われた補正予算の効果が薄れることも予想できた。なぜなら、エコポイントがあっても、自動車や家電を何度も買い換える人はほとんどいないからだ。高速道路1,000円も「週末いつでも出掛けられる」と思えば、無理して外出する意味もない。このように経済効果は徐々に失われるものである。そして白川日銀は金融緩和をやらないのは去年の時点で明白だった。政権交代しても民主党は、日銀総裁・副総裁人事の同意を見て分かるとおり、経済無知はすでに知られていた。

 これらを総合して判断すれば、私を含め今年後半からデフレが進むことは高い確率で予想できたのだ。

 来年の景気は、政府の景気対策は期待できないので外需の回復次第ではないでしょうか?回復しても、雇い止め時の批判を恐れて派遣労働者を再び雇って生産を急に伸ばすことはしないでしょう。政府与党の経済音痴は直る見込みはないので、景気が本格的に回復するシナリオは絶望的な状況でしょう。

 という例によって信用度ゼロの経済予想をして、今年の記事を終わらせたいと思います(爆)。


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希望だけを書いた政府の成長戦略

 
 年末になって政府の成長戦略の概要が公表された(記事)。

 この成長戦略の中心となるのは「新産業育成による需要創造」。政府が一番苦手としている経済政策である(爆)。2週間という作成期間からも「産業育成の具体的な中身はない」と断言できる。多くの産業で必要な規制緩和はすでになされているし、期待できる産業に減税や補助金を出す財政的な余裕はない。まして旧通産省の産業政策の復活という訳にもいかない。このような状況を理解した上で、あえて産業育成を主張しているとは思えないのだ。

 そしてマクロ経済政策に関する興味はあまりなさそうだ。財政政策は予算上難しいし、「デフレ克服に政府と日銀が協力する」とあるが、政府はまだ日銀を信用しているのだろうか。この点でも、政府の認識が甘すぎる。

 かつて小泉政権で「雇用530万人創出」というものがあった。今回の成長戦略も数年後、その存在すら人々に忘れっられる存在になる可能性大である。
 本当は実現可能性を無視して、「現政権には成長戦略がない」という批判をかわすためだけに作った可能性も高い。成長戦略に肯定的な考えを持っている人は、実現可能性なんぞ考えていないから(笑)。

 
 
 
 
 
 

今日で一応仕事納め

 
 うちの会社も今日で仕事納めです。緊急があるので終わるまで実際に休めるか分からないが、年末年始無休で働く人も多い中恵まれていると思います。今年も「年越し派遣村」が始まったように、失業問題が解消される見込みもありません。来年のことは考えたくないですね(苦笑)。

 私の仕事に関しては、昨年末は社員と事務員にほぼ同時に辞められてしまい最悪の年明けでした。不況のお陰?で新しく入った社員も続いてくれるみたいです。新しく入ったパートの事務員さんは、ちょっと分かりませんが・・。いずれにしろ、私の仕事負担が一気に楽になった。本当に助かりました。
 ただ、夏にベテランが定年になりますが、本人は残る気はないでしょう。そうなると夏以降かなり影響を受けるかもしれないが、なんとかするしかない。仕事はやりにくくなるでしょうが、会社の風通しはよくなるはずです。

 ただ不況が続く中、どう転ぶか分からないのがビジネスの世界です。漠然とした不安はまだまだ続くでしょう。

 
 
 
 
 
 

今年を振り返って(3)経済本

 
 よく考えると結構経済本読んでいました。その理由は、去年の経済危機に関する本が沢山出たことです。特に前半は「経済危機関連の本はもういいよ」と思っていた(笑)。
 その中で個人的に№1は、安達誠司『恐慌脱出』です。以前にも書いたが、今回の危機に関して1907年の不況の分析が重視されるなど非常に勉強になった。円高容認・金融政策の無理解など民主党の経済音痴ぶりが見事に予想されており(笑)、今読むと本当に面白い。政治では「鳩山政権が今後続くか」など来年不透明だが、経済政策や今年後半のデフレが深まることなど経済動向に関しては、私にもおおよその予想はできた。詳しい内容は、大晦日に公開するつもりです。

 しかし、昔に比べるとトンデモ本読まなくなったな。昨日の新聞見ていたら、高橋靖夫『金本位制復活! 』が3刷になったという広告を見た。少し考えても、中央銀行が自らの手を縛る金本位制復活をやる訳ないじゃん(爆)。過去から何も学ばないトンデモのネタはつきないようで・・・。

 
 
 
 
 
 

今年を振り返って(2) PC関連

 
 PCに関する今年最大の話題は、なんと言っても「Windows7」の販売開始です。Vistaで使っていたOSの不満がようやくなくなりました。ただし、対応ソフトには結構お金がかかりました(笑)。ハードに関してはDVDマルチドライブなど多少の拡張で終わりました。DVR-R 24倍速のドライブ購入しましたが、安定的に焼けないかった。ちょっとがっかりしました。

 「来年こそはパソコンに地デジチューナを導入するぞ」と、心に決めています。そして来年販売されると噂される「Radeon HD 5350」もです。でも地デジチューナーの場合、「もう少しすれば安くなるかも」と決心がつかぬ。メイド関連に使う金をそっちに回せばすぐに購入できるのだけど(笑)、私にとってメイド関連の方が効用がかなり高かったりする(爆)。

 
 
 
 
 
 

経済思想における自分の位置を考えてみる。

 
 経済/経済学@ichigobbsを見ていたら興味深いレスを見つけた。
46: 名無しさんの冒険  2009/12/26(Sat) 10:24
 構造改革が総需要調整の事前か事後か。規制緩和がGDPギャップ解消の事前か事後か。

47: ドラエモン  2009/12/26(Sat) 11:47
 要するに、改革←→現状維持と、マクロ政策←→反マクロ政策の二つの軸で分けた四つの領域のどこにいるかということやわな。

 このレスを見て自分の立ち位置を考えてみた。

 「改革か」「現状維持か」という論点では、どちらかと言えば改革派ということになります。正社員と非正規労働者の区別など非合理的な点については改善は必要ですが、今までの日本の経済システムを全てぶちこわして新しい経済システムにする必要があるとは思えません。なぜなら、新しい経済システムができたとしても、今までのシステムよりも優れている保障はまったくないからです。当然、現状維持を認める訳でもありません。

 「マクロ政策は必要か」「必要でないか」という論点は、もちろん必要ですし、効果があると思っています。長期の成果は、短期の積み重ねが重要だと考えている。長期を重視すれば、不況をできるだけ短期に終わらせるマクロ経済政策(金融+財政政策)は必要である。「ゾンビ仮説」のように需要不足でもマクロ経済政策が有害だとか、グローバル化した現在ではマクロ経済政策が無効という意見も結構ありますが、論理性の一貫性や現状分析をすればそのような考え方は支持できません。アメリカ発経済危機によって、マクロ経済政策の有効性は再認識されたといえます。

 でも「長期に成長させるのは、どのような手段があるか」という問いには、「市場のなりゆきにまかせる」という消極的な答えしかない。産業政策をはじめとする成長戦略は、成功した例はない。規制緩和をすると言っても、「今どきそんな分野があるのか?」と、このブログにもさんざん書いたように規制緩和の効果は疑問だ。これらを考えると成長戦略に対して消極的な発言にならざるをえないのだ。

 まだまだ考えが変わるかも知れないが、現状の私の考えは以上です。

 
 
 
 
 
 

今年を振り返って(1) メイド関連 

 
 ネタがないので、早くも今年を振り返ってみます。最初は、クリスマスイベントが終わったばかりですが、最初はメイド関連です。

 今年目立ったことの1つは、普通のメイド関連が閉店し、珍しいメイド喫茶が出来たことです。例えば、戦国メイドカフェとか近未来メイド喫茶などです。経営側の「普通のメイド喫茶ではいくらでもあるので客を集められない」という考えは理解できますが、その一方観光客からすると「最初のメイド喫茶は普通のお店に行きたい」という心理が働くだろう。だが他店のメイド喫茶の常連に珍しい店に移行するのはなかなか難しいので、結局客集めに苦労することになるでしょう。常連が移るのが難しい理由は、個人的には(1)お財布の問題、(2)時間の問題(1日で来店できる店舗は限られる)、(3)店やメイドの義理、などです。
 メイドブームが去ったのである程度の閉店は予測できましたが、新規参入がこれほどあるとは想像外でした。来年の開店情報もあるので、さらに競争は過酷になるでしょう。

 次の点は、先程の点と関連しますが、新店舗を含めますますチラシ配りが盛んになってきたことです。店が増えるが、不況により観光客が増えない状況での客集めとしては当然の結果です。すっかり秋葉原名物になりましたが、客引き同然の行為で業界のイメージを落としています。それにスピーカー使っての宣伝は、本当に近所迷惑です。
 客に比べて店舗が多すぎるので、今年もゴールデンウィーク後に閉店する店舗が出てくるでしょうね。どこも潰れて欲しくないのですが・・・。私の力ではどの店が潰れるかは予測できません。

 最後に全体的にメイド関連の質が落ちてるような気がします。落ち着いた雰囲気で勝負できる店が減る一方、どのような戦略で勝負するか訳が分からない店が増えたように思えます。私が常連の店はなぜかメイドの出入りが多いと感じますが、これでは店のレベルを一定に保つのは難しい。と書いていても、私程度の経験では、あまり確信は持てませんが。

 この業界来年はどうなるのでしょうか?政治経済以上に読めません(笑)。

 今年メイド関連で予想外だったのが、メイド関連サイトの相互リンクができてしまったことです。  

 
 
 
 
 
 

日本に「政権交代のハネムーン」ってあるのかね

 
 クリスマスイブに元秘書の在宅起訴と略式起訴という、とんでもないプレゼントをいたただいた鳩山総理です。昨日で鳩山内閣発足から100日になっています。これをアメリカの新大統領就任から100日をハネムーンとして表立った批判を避けることを鳩山政権に適用しようとするマスコミもあるが、それはいただけない。

 アメリカでは当選確実から大統領就任まで政権交代の引き継ぎが行われているが、今年の日本の政権交代は引き継ぎがあった様子がない。この時点でアメリカと同様に評価すべきではない。アメリカでは大統領のスタッフが総入れ替えとなるが、日本は大臣・副大臣・政務官のみ。日本はたいした入れ替えではない。それでも相当ドタバタしてるけど(笑)。ハネムーン期間の是か非かという点には、私は結論は出せません。

 では、どうして昨日の報道で100日ハネムーンの話題が多かったのか。それは元秘書の在宅起訴と略式起訴以外に新しい政治ネタがないからでしょう。民主党政権がどれだけ続くか現時点で分からぬが、政権発足100日の経過を見る限り、来年も期待できないのは間違いなさそうだ・・・。

 本日の政治報道は、秘書の起訴に関する総理の記者会見が中心だった。「「来年度予算が成立した時点で辞任する」と言えば楽だったのに・・・」と思うが、総理が辞意を出すと民主党幹事長のカネの問題に集中してしまうため、与党も何も言わないと邪推してしまう(笑)。 

 
 
 
 
 
 

メイド喫茶の恒例行事

 
 今日はクリスマスイブですが、メイド喫茶の恒例行事の1つにクリスマスイベントがあります。早い店舗では、20日頃から開始されています。内容は、メイドがクリスマス関連の衣装を着たり、クリスマスに関連する限定メニューがある程度ですが、予算の制約があるので仕方がありません。

 20日と23日にご帰宅しました(メインである24日と25日は夜まで仕事のため)。運悪くスピーカーの近くでうるさい上あまりにもテンションの高さのために退散した店もありました(笑)や、意外にもお客が少ない店もありました。多くのメイド関連全店舗でイベントを行っているので客を分散するのは当たり前です。やはりこの手のお店が多すぎますね。年末閉店の話は聞きませんが、いずれにしろ淘汰されると思われるます。いい店が残るのは分かりませんが。

 精神的に満たされましたが、財布は相当寒くなりました・・・。

 
 
 
 
 
 

高橋 洋一・竹内 薫『鳩山由紀夫の政治を科学する』を読む

 
 例によって、田中先生のブログで出版されたことを知りました。前作の『バカヤロー経済学』が面白かったので、早速購入しました。
 この本の主題は、民主党のマニフェストが無党派層を意識しながら支持団体にとって都合が良く、敵対する勢力には打撃を与える内容になっていることを具体的に面白く、かつ遠慮なく書かれていることです。例えば、派遣労働者を制限する方向にあるのは、正社員で結成されている労働組合に正社員の雇用を守る上で都合がいいからです。本来このような規制よりも貧困対策を行う方が先です。そうでないと日雇い派遣で暮らしていたネットカフェ難民が、ホームレスになってしまうだけだ。法律の施行は延期するらしいが、それまで景気が回復しているかどうか・・・。
 さらに派遣労働者がいなくなると、さらに忙しくて困るのは正社員の方だと思います。組合側はそこまで考えてないかもしれないけど。あるいは「雇用があるだけまし」と割り切っているかも。
「民主党が何をやりたいのか、よく分からん」と思っている方にはお勧めの本です。

 コテコテの文系である私には、理系の人間がいまいち分からない。理系の人間は「理論的に考える」や「とりあえずやってみて、ダメならさっさと諦めて次の道を模索する」というイメージがある。鳩山総理がなかなか決断できないのは、国民新党や社民党の影響(よりも自分の党の幹事長の影響が大きいか(笑))が大きいのかもしれない。でも、来年夏の参議院で民主党単独過半数を取れば少しは変わるかもしれない。でも、献金問題等でそこまで鳩山内閣が続くかどうは、全然分からないのが実情です。

 文系の人間にも「結論から先に考えがちで、後から理屈を付ける」「精神論に傾きやすく、技術的に解決可能かどうか忘れがちになる」「諦めが悪い」などの文系ならではの欠点も意識しています。

 民主党を中心とする政権が今後どうなるか。是々非々の立場で見守っていくことにします。ってまた脱線しすぎた・・・。

 
 
 
 
 
 

少し部屋の整理をしました

 
 年末でもあり、部屋の整理を少し行いました。PCパーツを整理すると陳腐化したパーツや不要な付属品が出てくること(笑)。
 新しいパーツを購入したときに故障した予備用に捨てないだけど、それを忘れて数世代前のパーツが見つかる。陳腐化したパーツとは、DVDドライブだとNEC(現ソニーオプティアーク)のND-2500A(DVD-R8倍速)とか、AGP接続用(対応するマザーボードが売っていない)のグラフックカードとかです。不要な付属品とは、マザーボードに付属していたIDE用のフラットケーブルやグラフックカードに付属するDVI→D-subやHDMI→DVI変換コネクターです。
 これらを処分したら、不燃ゴミがかなり出ました。売るにしても二束三文だし、手間も面倒で結局捨ててしまう。地球に優しくない男だ。

 まだまだ整理してないPCパーツも残っているし、必要ない経済本も整理してない。それは来年の宿題になりそうだ。

 
 
 
 
 
 

何のための方針転換なのか、分からぬ

 
 財源不足により、子ども手当に所得制限をつけるようだ。この財政事情では仕方がないが、問題は所得制限の範囲だ。もう所得制限の範囲について「子ども手当:所得制限、割れる意見 年収上限860万円~2000万円」と与党内でもめている。
 いくらなんでも年収2,000万円はないだろう。その場合「縮減額は20億円程度」というが、「そんな裕福な家庭が日本にもかなりいる」ことを知り違う意味で驚いてます。
 所得制限をやらないにしろ、やるにしろ政治決着しかあり得ない。でも(先送り以外)何も決められない鳩山総理(笑)のことだから、来年度は所得制限なしでやりそうな気がする。

 再配分の性格上、貰う人はうれしいが、貰えない人は不満が出るのは必然だ。決断するのが嫌で八方美人でありたいなら、総理なんか辞めればいいのに(笑)。亀井大臣を見ていると特にそう思ってしまう。亀井大臣も最初に大風呂敷広げて、日本郵政の社長人事みたいに「しょぼい」ことばっかりやっているけど、何も決めないよりは数倍ましです。

(追記 2009/12/22)
 昨日、鳩山総理が記者会見で「子供手当に関して原則的には所得制限をもうけない」と、ようやく政治決断をしましたが、「原則的に」って何?というのが率直な感想。また一波乱あるのか?


 
 
 
 
 
 

こんな報道何の意味があるのか・・・

 
 昨日新聞やネットで閲覧していたら、「日銀は18日に金融政策決定会合を開き、消費者物価上昇率の「マイナスは許容していない」との異例の声明を発表した。記者会見した白川方明総裁は「日銀がデフレを容認しているという誤解は解いた方がいい」と指摘。」という記事を見つけた。原田泰氏やこのブログのように「消費者物価指数の上方バイアスを考えると物価上昇率0%の事実上デフレターゲットを行っている」という意見は面白くないようだ。

 だが、白川総裁は「何か実質を変えたわけではない」と強調し、「各委員がそれぞれ考える物価安定の理解が変わったとは受け止めていない」と語った。」(記事)総裁自身が認めているようにと、実際には何も変わっていない。あくまでも、日銀はいろいろな場所で事実上のデフレターゲットを行っていると書かれると都合が悪いから、表面上否定したまでにすぎない。
 どうせウソをつくなら「各委員の物価安定の理解が変わりました」って言えばいいのに(笑)。前にも書いたけど、日銀は、本当にウソをつくのが下手です(笑)。本当はウソをついて欲しくはないのですが・・・。

 いまさら日銀を信用してくれと言われても、人のことをさんざん騙したのでもう無理です。日銀が信用してもらいたいなら、総裁自ら今までのウソを告白して辞任すべきだ。

 
 
 
 
 
 

現状認識の甘さだけが目立った「菅vs竹中論争」

 
 【菅vs竹中論争】(1)(2)(3)(4)をとりあえず読んだ。読んだ感想としては、両者とも「現状認識が甘いな」というものである。

 竹中氏が「経済成長に供給側の改善が必要」というのは理解できる。だが需要不足でそれを放置状態でのサプライサイド強化は、「38度の高熱時に寒空に出て乾布摩擦をするようなもの」としか思えない。まずは需要不足という高熱を治すのが先決である。竹中氏は閣僚・政治家経験者なのに経済政策の優先順位を間違えている。ここでも「竹中氏はサプライサイドの強化が需要側の強化にもつながる」という持論を展開しているが、小泉政権を含めてそんな証拠はどこにもない。小泉政権で景気が良くなったのは、外需の拡大と円高防止からはじまった大規模な金融緩和が原因だ。決して構造改革の成果が出た訳ではない。

 その一方菅副総理は、需要不足の問題を重視する。その克服は、菅氏の主張する成長戦略でなくマクロ経済政策である。現時点で概要のみが決まっている第2次補正予算や日銀の金融緩和では需要不足を克服するにはきわめて不十分だが、両者ともその認識はなさそうだ。菅氏は立場自らが参加した補正予算の効果を疑問視する発言はできないが、野に下って自由な立場になった竹中氏は指摘すべきであろう。

 菅副総理の発言として、一番笑えるのは実現可能性皆無の夢を捨て切れてないことだ。「1兆円でやっぱり11兆円ぐらい生み出すような知恵があるはずだ。」という発言が象徴する。私もそうだが「そんな政策があれば、今回の金融危機でどの国の政策担当者も苦労しないよ」と思っているはずだ。旧通産省の産業政策以来成長戦略は成功してない。他の分野は私には分からぬが、少なくても経済に関しては「成長戦略などという実現不可能な夢を捨てろ」と言いたい。対して竹中氏は、「私が大臣だった時代には成長戦略は作ってない。成長戦略を作った太田・与謝野両元経済財政担当大臣に聞いてみてくれ」という発言は意外であった。

 「菅氏と竹中氏の意見をうまくブレンドすれば、いい経済政策ができるのに・・・」とふと思ってしまった。

 
 
 
 
 
 

システムよりもメイドの個人的な個性が重要だが・・・

 
 実は、こちらを書いた時に以下の文章も書きましたが、長文になったので分割しました。

 メイド喫茶が経営を順調に続けるのに難しいと思われる理由の1つは、人に依存しながらメイドの長期雇用を前提としにくいビジネスだからである。もちろんメイド喫茶にも接客マニュアルはあるだろう。メイド喫茶初心者を萌え萌え系の店に連れて行けば、普通の喫茶店ではあり得ない接客に驚き戸惑うだろう。あくまでも観光客は一見で、今後の来店は望めない。店としては常連を増やしたいが、常連になると接客マニュアルレベルの接客には慣れてしまい何とも思わなくなる。それでも常連が通う理由として考えれるのは、店の雰囲気だったり、メイド個人の個性・魅力ということになる。メイドの個性・魅力こそがメイド喫茶の成功する重要な要素なのに、皮肉にもメイド達を厚遇するシステムにはなっていないのだ。メイドの卒業によって店の売り上げが減少することなど良くある話だろう。

 今は年末いう時期でもあり、私が知る限りでもかなりメイドが今年で店を辞める(他の店に移籍するかもしれないが)。残念である。だが、学生のバイトならいいが「アルバイト専業生活を長く続けて欲しくない」と考えているも事実である。私は正規労働者と非正規労働者を差別する思想はない。だが、現制度では社会福祉などで非正規労働者は正社員よりも差別されるのは事実だ。そしてこの不況では正社員の座れる椅子は限られているし、就活にとって年齢は「将来の可能性があることを証明する」重要な要素であろう。だからこそ、メイドという仕事を長くやってもらいたくないのだ。

 だったら「メイドを全員正社員にすればいいじゃないか」という意見も出るだろう。もしそれをやれば、客の立場から言えば、だだでさえ高めの料金がさらに高くなってしまい困ってしまう。紅茶1杯2,000円で今までのサービスだったら、メイド喫茶通い辞めます(笑)。
 普通の飲食店業界でも、正社員の店長でも人手が足りなかったりバイトが急に休むなどの長期間労働で有名であり、大手でも残業代が払われないで裁判沙汰になっているのが実情だ。この点でも正社員化は賛成できない。

 ここまで読んで、「何お前熱くなってるだ?」と思う方も多いでしょう。私もそう思います(笑)。長文になってしまったので、これで終わります。

 
 
 
 
 
 

構造改革主義者にアンケートをしたい

 
 この間、「浜 矩子×荻原博子「ユニクロ型デフレ」で日本は沈む」で爆笑する」というものを書いたが、私にできたらやって欲しいアンケートがある。それは、構造改革主義者に
 (1)日本はいつからグローバル経済に組み込まれたのか。具体的な年を記入して下さい。

 (2)どのような出来事によりグローバル経済に組み込まれたのか。その根拠となる理由(できればデーターによって)示してください。

 ただし、社会主義国崩壊後、それらの国はただちにグローバル経済に参加できたとは考えれないので、それ以外の理由根拠でお願いします。
 というアンケートを行うのだ。このアンケートが実施されれば、回答拒否か回答されていても各論者バラバラの答えになるに違いない。
 なぜなら、多くのグローバル論者が、どのような過程でグローバル化したか真剣に考えたことがないと思われるからだ。以前に批判した浜女史のように「よく調べないで、自分の理解を超えるものをグローバル化のせい」にし、逃げている人が多いはずだからだ。あるいは、マクロ経済政策が効果がない?具体的でない根拠に使われることが多い。
 そして経済のグローバル化という言葉がいかにあてにならないかを証明する絶好のチャンスになろう。

 私みたいな匿名で無名だと依頼しても全員無視されるだけだから、どっかの出版社がやってくれないからな。ネタの謝礼はいらない(結果が書かれた本や雑誌の名前あるいはURLを教えてくれるだけで十分です。本や雑誌だったら自腹で買います)ので、本当にどっかやってください。と書くだけ無駄だが(笑)。

 
 
 
 
 
 

メイドのチラシ配りに関する雑文

 
 今週日曜日は仕事で秋葉原に行けなかったが、最近のメイド喫茶によるチラシ配りがすごい。この秋開店した店でさえ、店から遠い場所まで何人も動員してチラシ配りをしているので、さらに多くなった。
 秋葉原の観光客は、どのメイド喫茶がいいか事前調査などしてないから、場所が分からない。そして「観光名所として一度は行ってみたい」と思いながら、そのきっかけがないという人も多いだろう。そういった人にはチラシ配りはありがたいと言えよう。そうでない人には、単なる迷惑なことだが。これも秋葉原の光景ということで、納得して欲しいものである。

 一部の店だと「チラシ配りでなく、客引きでないか」という批判も多い。このことで秋葉原のメイド喫茶におけるチラシ配り自体の評価を落としてしまっている。残念でならない。このような行為になるのも、結局メイド喫茶の客よりも店の方が多いので、限られたパイを奪い合っているしかない。商売下手で体力がない店は潰れていくが、秋葉原での成功を夢を見る起業家が後を絶たないので新規参入が止まらず、パイの奪い合いはしばらく終わりそうにない。
 メイド・コスプレ関連など競争が激しい分野にわざわざ進出するのか理解に苦しむが、自分だけはうまく行くと考えているからであろう。起業家とは、自分に対して絶対的な自信を持っていて(その根拠が間違っていて多くは失敗する)、リスクに対して楽観的な人物であることが多いようだ。そのような性格でないと大金を使ってリスクの高いビジネスなど出来ないからだ。このような起業家がいないと、メイド・コスプレ関連の店で楽しむこともできないのもまた事実であるが。
 私は、メイドのチラシ配りが過剰になる理由を書いているだけで、客引きを容認している訳ではありません。念のために書いておきます。

 私は、値段と効用が釣り合っているいい店が残ってくれる事を常に願っているが、残念ながらそのようにはなっていない。市場の調整作用は、なかなかうまく行かないから。

 
 
 
 
 
 

ポール・サムエルソン死去に関して

 
 昨日の朝、ポール・サムエルソン死去を知った。
 私は経済を学び始めたのが遅い(通学の大学は経済学部ではなかった)ので、あまり影響を受けなかった。サムエルソンといえば、ノーベル賞受賞者で昔の経済学の定番教科書の著者というイメージでしかない。スティグリッツの本が出版されたことより、その傾向が加速されたといえよう。
 だが、その影響はリフレを主張する人々を通じて間接的には私にも影響しているようだ。

 フリードマンもそうだが、アメリカの有名な経済学者は長生きする人多いな(フリードマン95歳、サムエルソン94歳)。やはり人は考えることが、長寿の秘訣なのだろうか?私は長生きしても悲しい出来事しか考えられないので、長生きしたくないと思っていますが(苦笑)。

 余談だけど、ノーベル賞受賞者の経済学入門書といえば、クルーグマンのミクロ経済学・マクロ経済学もある。だが、使用されている紙が25.6 x 18.4㎝という大きい紙なのに、ミクロだとA4版で703ページ(厚さ4㎝)で5,040円(消費税込み)、マクロだと602ページ(厚さ3.2㎝)というボリュームなのだ。でも私が躊躇している最大の理由が、「購入しても、完読できる根性があるだろか」ということは言うまでもない。
 メイド関連に散財するよりは自分のためになるので、年末までには購入刷る予定です。

(追記 2009/12/15)
 本屋ではどうしても決心がつかないので、この記事作成後、アマゾンで購入してしまいました。一気に読むと疲れて挫折しそうなので、気長に読んでみます。
 夕方自宅に到着しました。特急でなく普通で頼みましたが、注文から24時間経過しないとは・・・。本当に仕事早いな。

 
 
 
 
 
 

もう諦めたのですか?早すぎます

 
 年金「4年で全件照合」断念、半分以下に後退

 長妻厚生労働相は12日、年金記録問題の対応策の一環であるコンピューター上の記録と過去の紙台帳記録約8億5000万件との照合について、2013年度までの全件照合完了という目標を見直す方針を固めた。
 10、11年度の照合目標を6億件から2億件程度に引き下げる。予算の確保が難しいことと費用対効果が低いことが要因で、最終的に照合できるのは全体の半分以下にとどまる見込みだ。民主党が「国家プロジェクト」と位置づけた「消えた年金問題の解決」が大幅に後退する格好だ。(読売新聞
 昨日朝刊を読んで、「消えた年金の所在を100%探すなど不能だが、もう諦めたか。自公政権の時みたいにギリギリになって「やっぱりできませんでした」と言うと思っていたのに、早かったな。」というのが率直な感想でした。記事には、「予算の確保が難しい」やら「費用対効果が低い」とか書いてあるが、根本的な問題は現在のデーターから完全な個人特定が不能であるのは間違いなそうなのだ。

 東大数学科の出身である高橋洋一氏(出版時には謹慎中で匿名の先生になっているが該当するのは彼しかいない)はこう書いている。年金記録には「氏名、性別、生年月日の情報しかなくてね。数学的にちょっとやるとわかるんですけど、これだけで日本人全員を特定できるわけがないの。普通にやると六つくらいの条件が必要なんですよ。(竹内薫『バカヤロー経済学』晋友舎新書、2009、P177) 実際私が勤める会社にいて定年になった人が辞めたのだが、後から「○○さんはもう辞めたでしょ」と問い合わせがあった。どうやら平凡な氏名であったため、性別・氏名・生年月日が一致した方が他にいたらしい(笑)。この件を聞いてから「消えた年金の完全な解決は不可能だな」と確信したのである。さらに残されたデーター自体が本当に正しいのかという問題が加わる。いくらコンピューターで調べるといっても、元のデーターが疑わしいのでは話にならない。

 今後、長妻厚労大臣が、そもそも実現不可能なマニフェスト断念にどう弁明するのか。非常に楽しみである。

 
 
 
 
 
 

文藝春秋1月号 浜 矩子×荻原博子「ユニクロ型デフレ」で日本は沈む」で爆笑する

 
 新聞広告でこの対談を知りました。トンデモだと承知で購入しましたが、期待を裏切らない爆笑ものでした。私はこの対談のようにデフレの深刻さを認識している1人である。だが、二人のマクロ経済無知及び思いつきから導き出される結論に爆笑せざるをえないのだ。

 その理由は浜女史のユニークな主張にある。それは「ここまでデフレが進んだのは、いわば日本がグローバル化に過剰に反応してきたからだといえると思います。適応は日本のお家芸ですからね。」(P100)
 「グローバル化に乗り遅れたから日本は不況なんだ」という愚論は数多くあろうとも、「グローバル化に日本が過剰に反応してしまったからデフレになった」という主張は珍しい。珍しい主張は、さらに続くので、引用してみよう。
 浜女史「小泉改革は規制緩和を進め、市場原理主義を進め、日本にグローバル・スタンダードを持ち込みました。その過程でおきたことがすべてデフレに直結してます。」(同頁)
 浜女史がグローバル・スタンダードの本場と考えているだろうアメリカは、金融危機までマイルドなインフレな訳でそのような主張は成立するとは思えません(笑)し、デフレになってもFRBの超金融緩和によって短期間で終結するでしょう。驚くべきことは、浜女史のトンデモ論に萩原女史が同意してしまうことだ。呆れてしまう。

 浜女史がなぜこんなトンデモ論になってしまったのか。その理由をこの1文で推測できる。
 「おカネをいくらでも刷ってばらまくことが出来るなら、管理通貨制度の下ではデフレは起こらないはずです。少なくとも、そのように考えられてきました。(中略)ところが、グローバル時代の管理通貨制度には、デフレを防ぐ効果はなかった。」(P102)
 このブログでも何度も書いているように、日本だけが何年もデフレ(消費者物価指数の上方バイアスを考慮した)が続いているのは、日銀は認めてないが事実上日銀が物価上昇率0%を目標とした金融政策を行っているからである。円高になるもデフレが進むのも欧米並それ以上の金融緩和しないからです。
 浜女史は日銀がまともな金融政策をやってないのを確認しないから、自分の理解を超える現象を「すべてグローバル化によるものだ」と理解していると考えられる。デフレに興味があるのだったら、岩田教授の『デフレの経済学』などいい本が出ているのだから、勉強しないとダメです。だから、私のような付け焼き刃の知識にすら勝てないのだ(爆)。

 この対談は、予想通り具体性のないトンデモない提言で終わる。浜女史「人間は言葉で思考するものですから、まずは「内需拡大」や「雇用対策」に変わる新しい言葉を作って新しい知恵を生み編み出していく必要があります。」(P103)
 エコノミストなのに結局経済と関係ない言葉の問題ですか・・・。例えば、構造改革を1930年代のように財界整理と言い換えばいいのでしょうか?それって自分の職業を否定しているのに等しいと私は思います(笑)。
 次に萩原女史「政府は「事業仕分け」で削減だけするだけでなくて、何とか知恵を絞って国家的な戦略を国家的な戦略を立てて、デフレを脱却するためにお金を使うべきです。」(同頁)
 高度成長期にすら成功しなかった産業政策的発想を現在に復活させるのでしょうか・・・。完全に時代遅れです(笑)。それにお金を使うじゃなくて、刷ることが重要です。こういった「知恵を出す」って言っている本人が「実はデフレ脱却に対してノープラン」であると推測してしまうのは、性格の悪い私だけでしょうか?

 茶化してこの記事書いてるけど、実際には真面目で熱の入った対談です。でも、論理の無茶苦茶さで笑わざるをえない。皮肉な話だけど・・。

 
 
 
 
 
 

メイド喫茶レポートサイトに関して

 
 メイド喫茶ジャーナルさんのサイトを見ていたら、こんな注意書きを見つけました。
 昨今、「メイド喫茶ジャーナル」並びに「関係サイト」の関係者であると偽り、メイド喫茶及びコスプレ飲食店等で横柄な態度をとったり金品やサービスを要求するといった手口が報告されております。
(中略)
 これらのような悪質な手口にメイド喫茶ジャーナルが関与することは一切ございませんので、各経営者の皆様、メイドさん並びに店員さんにおかれましては、このような詐欺的行為による被害を受けぬよう十分ご注意くださいますようお願い申し上げます。
 このブログは、メイド喫茶ジャーナルさんと相互リンクしているので無関係とは言えませんが、私(百おやじ)は横柄な態度や金品の要求等迷惑行為は一切行っていない(はず)ので念のために書いておきます。むしろ、余計なことをしない、おとなしい客です。

 メイド喫茶好きの1人としてこのような行為を行う人がいるというのは残念でならない、というよりも金品の要求は犯罪ではないでしょうか(刑法に詳しくないので断言できないが)?

 こういった人間のクズは別にして、お金を払う身としては遠慮のない批評を求めているのは事実です。なぜなら、金額に対して満足できない店もかなりあるからです(もちろん個人的な評価ですが)。
 正式に取材された店内写真入りのメイド・コスプレ関連のレポートサイトもありますが、店やメイド側に掲載NGにならないよう店の批判ができない大人の事情があります。当ブログもそれに該当すると思われますが、匿名による批評に頼わざるを得ないのが実情です。

 それでも写真掲載されている点は、初来店前の情報収集としてありがたい側面もあります。例えば、掲載された写真によって店の内装やメイド服を見れば店のやる気が分かります。コスプレ用の数千円しかしない安いメイド服を使っている店は、オリジナルや何万円もする本格的なメイド服を使っている店と比較して「どんなメイド服でも着ていればいいんだろう」という店の姿勢が見えてしまいます。それにオリジナル制服でないと、チラシ自体を見ないとどの店の店員だか分かりません。慣れるとチラシを配る位置で大体店の名前分かりますが(笑)。あと、正統派で落ち着いた内装でないと「本当に正統派か」とか思ってしまいます。

 このような理由で、私のように店内およびメイドの写真入りレポートサイトと店内写真なしの遠慮のない批評サイトを併用して事前の判断をされている方が多いのではないでしょうか。でも、最後の評価は自分でお金を払って来店して体験して決めています。金を払わないと、批評する資格がありませんから。

 って、当初の内容からまた脱線しすぎた・・・(苦笑)。

 
 
 
 
 
 

早く「Radeon HD 5350」販売されないかな・・・

 
 秋葉原では、ATIのグラフックカード「Radeon HD 5XXXシリーズ」の上位バーションが入手困難らしいらしいが、私が販売されたら購入したいのは、「Radeon HD 5350」とチップ名が予想されるものです(実際にはまだ販売されてません)。
 なぜ5350なのか。第1の理由は、せっかくWindows7使っているし、どうせ買い換えるならDirectX11対応のGPUが欲しいです。もう1つの理由は、3Dゲームをやらないので3Dの性能はさほどいらない。最後は、PCIバス1スロット占有で済むことです。もうPCIバス足りなそうなので、ミドルレンジの2スロット占有だと厳しかったりします。地デジ対応カードやUBS3.0(私のマザーボードのUSB2.0はあまり調子が良くないから)カードを増設すると全部埋まってしまいます。

 と言っても、ローエンドのカードは消費電力の制約などからシリーズ最後に販売されるのがお約束。4350に買い換える手がありますが、それだと性能が落ちるだけ(消費電力も落ちるが)で面白くない。すでに販売されている5750でも以前の同レベルのGPUより消費電力が少ないようなので、5350も期待してます。

 いつ販売されるかなと思って検索したら、このブログによると来年1月頃のようです。

 
 
 
 
 
 

物価の下落はたいしたことがないから大丈夫という反論

 
 昨日、日経新聞の「経済教室」で渡辺努一橋大学教授が「物価の反応の鈍さ 注視を」という論文を寄稿された。日銀などの反リフレ派がデフレに対してよく言う言葉が、「物価下落率がたいしたことはないから、デフレの影響が少ない」というものだ。今回の論文は、ミクロの視点からこの主張に対する反論になっている。今回備忘記録として概要を書いてみます。

 本論では、90年代以降になると需要の減少に企業は、価格の低下よりも数量の減少で対応したとする。渡辺教授は「つまり足下のデフレは、価格調整の役割が低下するという90年代はじめ以降続く傾向の中で、リーマンショックを気に大規模な負の需要ショックが発生し、それが無理やり押し下げようとしていると理解すべきである。」という。
 なぜなかなか価格が下がらないのか。その答えをして、アンケートによると「各企業がライバルの価格戦略を強く意識し、相互に牽制し合う結果、製造原価や需要が変化してもすぐには価格を調整しないのだ。」という。価格ドットコムのデーターを用い分析すると、「価格ドットコムに出店する各商店はライバル企業よりも少しだけ安い価格をとっている。」という。その理由として「競合店より高い価格では顧客を失ってしまうので、それは避けたい。といって、ライバルの価格を下回れば下回るほど来店数が単調に増えるわけでもない。よってライバルよりも少しだけ安い価格を提示するのがベストである。」と結論づけている。
 「このようにして各店舗が互い価格を模倣するという行動が生まれ、これがゆっくりとした価格調整を生み出す。」という論理で、ミクロの視点から物価が少しずつ下落することを説明している。無学な私はこれを読んで納得してしまった。

 この実質硬直性がある経済では、「最も重要なのは、仮に物価の下落が小さくても、その背後にある経済厚生の損失(経済のゆがみ)は小さくないということだ。実質硬直性のために物価が動きにくくなっているのだから、その物価がたとえ小幅とはいえ現に下がっているという事実は、それを動かす圧力が非常に大きいことを示唆する。物価の下落幅が小さいといって、決して軽視はできない。」という指摘は尊重すべきだ。
 さらに著者は中央銀行が「物価だけを注視するのは危険である。」と言い、「価格と数量の両方を合わせた指数としてGDP成長率に注目するのも検討に値する」と提言する。私には、この是非を論じる能力が残念ながらありません(苦笑)。
 最後に「リーマンショック前の名目GDP水準に回復するまで量的緩和を含む超金融緩和を継続するなど、企業や家計の物価予想に積極的に働きかける施策が必要である。」という一文は大賛成だ。

 個人的な評価としては、今年の「経済教室」ナンバー1になりそうである。

 
 
 
 
 
 

毒にも薬にもならない客でありたい

 
 メイド喫茶ジャーナルのあくみさんが、メイド喫茶の常連に関する面白いコラムを書いているので、自分はこう思われているのかを書いてみます。

 店にとって私は間違いなく痛常連の1人であろう。1つの店で大金を使う機会がまずないからだ。その理由は、私が飽きっぽい性格だからである。1つの店に何時間もいることなど考えられない。それにせっかく秋葉原に行くのだから限られた予算の中でいろいろな店に行ってみたい、となると1店舗あたりの客単価がどうしても渋くなってしまう。

 だからこそ、店にとって「毒にも薬にもならない客」をめざすことを考えている。正直容姿に関してはどうにもならない。服装に関しては、金銭的余裕があっても、自分と合う服を選ぶセンスがないのだ(笑)。「臭い客」だと他の客にもメイドにも嫌われるので、秋葉原の前日は髪と体を洗うようにしている。
 店内でば、空席がなくてもドリンク1杯(私はもう1品くらいは頼むが)で粘るようなことはしない。言われても「メイドが他のお客さんが入店されるのを断るのを見るのが心苦しい」といい訳を考えて店を出る。
 そして、必要がない時以外はメイドに話しかけない。キャバクラなら客と会話するのが仕事だから当然だが、メイド喫茶でのメイドの会話は給料に反映されないはずのメイドのサービスだ。飲食品の提供などでメイドが忙しいにもかかわらず、雑談を話しかける痛い常連がいる。これらの行為は店やメイドにとっては「空気が読めない客」以外の何者でもない。私だけかもしれないが、メイド喫茶は「メイドとしてお給仕しているのを鑑賞するのががメイン」だと思っている。

 私はそう思っていても、店側が私をどう思っているかは分からぬ。直接聞いても本音で答えてくるはずがないからだ。だから、あえて聞かない。

 
 
 
 
 
 

「超期間限定バニーガールBAR FunnyBunnyni」に行ってきました

 
 12月5日に「超期間限定バニーガールBAR FunnyBunnyni」が開店しました。秋葉原にバニーガール専門のお店がなかったこともあり、日曜日に行ってきました。店内には4~5人のバニーさんがいましたが、バニーガール姿の女性を見る機会ほとんどなかったので、やはり「露出が高い衣装だな」と思ってしまいます。特にふくよかなバニーさんが胸の間にペンを挟んでいた方がいたのがツボでした(笑)。ちょっと気になったことが、ヒールを履いていないバニーさんがいたことです。ヒールを履くと足に負担がかかることは分かっていますが、低くてもいいからヒールを履いて欲しいのが個人的な希望です。美人のバニーさんはみかけませんでしたが、私は、「ただ鑑賞するだけかな」と思いましたが、意外にも話しかけてくれる機会がありました。
 私はアルコールに弱いのでノンアルコールだけ飲みましたが、ノンアルコール2杯と1時間のチャージ代で2千円ほど。飲まないので断言できませんが、適切な価格設定ではないでしょうか?
 チェキやポラロイドの有料撮影もブログに書かれていましたが、メニューにはありませんでした。バニーさんに確認すると、「来店した日が開店2日目ということもあり店側がまだ余裕がなくやってない」のこと。本当は記念にチェキを撮りたかったが、メイドとのチェキ以上に他人には見せられません(笑)。

 経営サイトに不満があるのは、「超期間限定」とありながら「いつまで開店しているか」公表しないことですね。これでは期間限定の意味がありません。単なる「いつ閉店するから分からない。だから行きましょう」という煽りに感じてしまいます。そして開店しているのに公式ブログが更新されないことです。バニーさん達が記事を書けば少しは来客アップするのではないでしょうか。顔出しNGならもモザイクでもいいですから。

 最近の開店したメイド・コスプレ系店の公式ブログは、はっきり言ってやる気がない。ひどいのは、まともな記事が書かれていない店もある。チラシ配りもいいが、こういった所にも力をいれるべきた。

 チェキ撮影をするという当初の目的を達成すべく、機会があればまた来店したいと考えています。

(追記 2010/02/10)
 と書いていたが、結局来店する機会がなく、久しぶりに公式サイトを見たら1月29日に閉店していたようです。

 
 
 
 
 
 

厚労大臣の発言は「同時にでアクセルとブレーキを踏む」ようなものです

 
 私的なネタが大きかったので今回は公的な問題を書いてみます。

 タイトルだけだと例の如く「何を言っているだ?」ということになると思います。
 それは長妻厚生労働大臣に対する姿勢である。
 長妻昭厚生労働相は6日のNHK番組で、雇用情勢に関連し「来年の通常国会には登録型や製造業の派遣をなくし、正規雇用への転換を促進する法案を提出する」と述べ、労働者派遣法の改正を行う考えを示した。(記事
 政府が「緊急雇用対策」をやり少しでも雇用を増やすべく努力しているはずなのに、その一方で製造業の派遣を原則禁止して雇用の場を減らそうは・・・。これは、タイトルで書いたように「同時にアクセルとブレーキを踏む」ようなものです。そしてツッコミどころがありすぎる。

 まずなぜ「製造業派遣だけ原則禁止にするか」という疑問が政府に答えられるだろうか。確かに製造業の派遣切りが多かったのは事実である。だが、それは今回たまたま急激な需要の減少に襲われたのが原因で、製造業固有の問題ではない。さらに言えば、今回の円高も欧米に比べて金融緩和しなかった日銀や円高要因に肯定的と思われる発言をしている財務大臣の責任もある。政府はやるべきことをしないで、製造業だけを悪者にする資格はない。
 私は製造業派遣を禁止により人集めを難しくすれば、海外移転を促進して国内の雇用の場がますますなくなると思うけど、そういったことは考えないのだろうか?

 厚労大臣は「正規雇用への転換を促進する法案を提出する予定」らしいが、長期間雇用を前提とする正社員を雇う余裕がないからこそ、派遣労働者が増えたのであり、こんな法案を成立させるよりもやることがいくらでもある。悪いのは派遣労働という労働形態自身ではなく、「現在の派遣労働のような劣悪な状況でも長期間働かざるを得ない環境の改善」にあるはずだ(あえて太字)。例として「景気が回復し完全雇用が達成されば、今の派遣のような仕事を募集しても誰もこない」などが考えられる。予算の問題もそうだが、最善策の改善は景気が回復して全体のパイを増やすことだ。

  長妻氏は「景気を回復し、成長分野をさらに成長させることが重要だ」と指摘。介護や環境などの分野での正規雇用拡大に取り組む考えを示した。
 景気を回復させようとするのは大賛成だ。ただ「政府・日銀がやるべきことをやっていない」という認識はおそらくないだろう。そして、以前にも批判したが、なぜこようような安易な愚論を平気で言えるのかさっぱり分からぬ。

 政権交代しても経済音痴ばかりなのは結局変わらないのである。

 
 
 
 
 
 

日大通教学生HP「BUNGAKU」閉鎖を残念に思う

 
 日大通教学生HP「BUNGAKU」が閉鎖された。日大通信の学習よりも、介護の訓練に集中せざる状況にあるようなので仕方がないが、残念に思う。

 kosotogakeさんとは実際に会ったことがないが、文体で感じる限り私と全然違うタイプらしい。 kosotogakeさんは、とにかく前向きだ。対して私は、自分に関していつも後悔ばかりしている自虐ネタ大好きな人間である(笑)。kosotogakeにとって私は政治経済で青臭いことを書く一方、メイド喫茶などのおバカなことを書くという、「何を考えているかよく分からない得体の知れない人物」と感じているだろう。日大通信という共通項がなければ、ネット上でも一生知り合うことはないと断言できる。

 根性のない私には到底無理なので、kosotogakeさんが介護の道に進むことも本当に尊敬している。kosotogakeさんが現在も続けているブログも読んでますので、今後の活躍を期待してます。

 
 
 
 
 
 

「メイド喫茶ジャーナル」さんと相互リンクさせて頂きました

 
 以前書いたメイド喫茶ジャーナルのコラムに対する感想を書いたら、意外にも相互リンクのお願いがあったので相互リンクすることになりました。メイド以外のネタがとても多い当ブログですが、暖かい目で見て下さい。

 できるだけメイド関連の話をしたいと思っていますが、私は天の邪鬼なので次に公開する記事は違うと思います(笑)。

 
 
 
 
 
 

当ブログのバナーを作ってみました

 
 ご希望があったので、下手くそながら当ブログのバナーを作ってみました。バナーはTOPページ?および一番右下のプラグインにあります。

 こんなバナーがWEB上だけで特別なソフトを使わず作成できるとは・・・。時代は本当に変化していますね。HTMLをほとんど知らない私でも検索した情報を手がかりになんとかバナーを挿入できました。
 でも入手した情報に従ってやったら、画像が勝手に縮小されて困りました。結局、入手した情報を元に他のバナーの設定をいじってなんとかしましが、人間慣れないことをすると正直疲れます。

 
 
 
 
 
 

原田泰「内需主導は日本経済を救うか 「外需依存型経済」三つの誤解」を読む(2)

 
この続きですが、他にいろいろ書くネタがあったので、先延ばしになっていました。

 「日本は外需依存型経済だから海外からの影響を大きく受ける」いう主張がよくされるが、原田氏は本雑誌P113にある図2によって「輸出依存度と成長率は関係ない」とする。そして「輸出が大きいから、GDPの下落が大きいという関係は見られない」(P114)と結論づけている。そして「日本の輸出は、世界が成長するときににはあまり伸びず、世界が不況に陥ったときには大きく下落する」(同頁)のが問題であると主張している。  
 原田氏はその原因の1つを「完全に答えることはできないが」(同頁)としながらも、「日本の輸出増加とともに起きた円高が日本の輸出シェア増大を妨げたことが考えられる」(同頁)と考えている。
 当然の指摘だが、私が最も勉強になったのは、次の1文である。
 「円高になれば、輸出できるものが少なくなり、資本財しか輸出できなくなる」(P115)ことが、「世界の不況の影響を受けやすくなる」(同頁)という指摘である。
 私なりの解釈だと、円高になれば価格競争力に左右されやすい消費財の減少する。そこで、価格にはあまり左右されない工場設備機器などの資本財の輸出の割合が増える。だが、資本財は日本からの輸出先の景気に影響に消費財より影響されることになる。なぜなら設備増強や旧設備の老朽化以外に資本財は購入されないからである。すなわち輸出先の国内投資状況に大きく影響されてしまうのだ。そうなると海外の景気動向に日本の輸出産業はますます大きな影響を受けることになる。
 そして円高になれば、輸出財の価格競争力が失われ生産性の高い産業は淘汰され、サービス業を中心とした低生産性産業にシフトせざるをえない。原田氏は、「円高によって、日本は輸出拡大と生産性上昇の機会を逃したことになる」(P116)という当然の指摘がなされている。

 最後の論点は、「為替レートに経常収支の調整機能がない」というものだけど、私にとって理解済みなので「今回の備忘録としての必要なし」ということで省略です。

 この備忘録については、こんなところで終了したいと思っています。

 
 
 
 
 
 
プロフィール
 

百おやじ

Author:百おやじ
 男性 仕事はあまりできないが多少の資格はある。
 経済・自作PC関連・メイド喫茶等に興味を持ち、趣味で日本大学通信教育部経済学部を卒業したかなりの変わり者。

 
 
 
 
 
 
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