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岩田規久男『日本銀行は信用できるか』講談社現代新書、2009を読む

 
 いつものことですが、なかなか読み終えられませんでした。

 この本の目的は、「日本銀行が他国の中央銀行に比べると異様な組織であり、不誠実でろくな金融政策もできないとんでもない組織」かを説明することです。
 異様な組織とは他国の中央銀行は経済学の博士号を持つなど経済の専門家なのだが、日銀は歴代東大法学部卒が総裁になり、前例主義で運営されており、経済の大きな変化に対応できない。日銀は、自らの責任逃れのために日銀流理論という独自の考え方を持ち利用しているが、よく考えると矛盾だらけだったりする。そして都合の悪い記者などの質問にはまともに答えない。ろくな金融政策ができないとは、ここ20年ほどの成果(本書ではそれ以前から指摘されているが)やゼロ金利や量的緩和などのドタバタぶりを考えれば十分だろう。
 日銀総裁は代々「総合的判断」という言葉を好むが、その意味がよく分からない上、インフレターゲット導入国と比較すれば、日本の成果ははるかに落ちる。だからこそ、日銀および日本政府はインフレターゲットの導入すべきである。
 といった内容です。かなりブラックでいい加減な要約ですが(笑)。

 「日銀という組織は何をやっているのか」ことを知りたい方には最善の入門書になるでしょう。新書(720円+税)なのでお財布の負担も低くて済むことも魅力です。

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百おやじ

Author:百おやじ
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 経済・自作PC関連・メイド喫茶等に興味を持ち、趣味で日本大学通信教育部経済学部を卒業したかなりの変わり者。

 
 
 
 
 
 
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