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政府紙幣が話題になっているが・・・

 
 今、政府紙幣導入論議が盛んになっている。当然、政府紙幣導入には強い反対論があるが、以下の記事に注目しました。
 伊吹派の伊吹文明・前財務相は、「マリフアナと同じだ」と断じた。「日銀以外に政府が紙幣を供給すれば円の価値が下がり、大変なインフレを招来する。議論するだけでも国益を損なう」と指摘し、「政治家が有権者にマリフアナを吸わせ、いい気分にして票をとろうという意図でやってはいけない」と切り捨てた。
 津島派の津島雄二税制調査会長は、疑似通貨「円天」を使ったL&G詐欺事件になぞらえ、「下手をすると『円天』みたいなものを政府がやるという話になる」と語った。高村派の高村正彦・前外相も「中央銀行の一元管理が大切なことは、歴史上人類が学んできた知恵だ」と強調した。

 私の感想は、「やはり3人とも経済を分かっていないな」というものです。

 伊吹氏に関しては「現状のまま政府紙幣を導入しても、ハイパーインフレになる心配はまずない」ということです。なぜなら日銀が徹底的に金融引き締めを行い、伊吹氏が言う大変なインフレにならないからです。これが、私が現状での政府紙幣の導入に積極的でない理由です。政府紙幣の導入は昔から主張されていましたが、最近話題になっているのは「日本経済がそこまで追い込まれている」ということでしょう。
 津島氏の発言は「円天」という貨幣がバブルであり、そのバブルが助長して制御不可能になる」という理由でしょう。しかし、先程説明したようにそのような可能性はないと考えます。日銀券でも原価20円程度のものが1万円の価値を持たており、バブルです。「通貨のバブルを認めないと日銀・政府紙幣・他国の貨幣を含めて管理通貨制度が成立しない」ということを理解していません。
 高村氏の発言は「なぜ政府紙幣の話が今話題になったのか」という背景を理解してません。「中央銀行たる日銀がまともな金融政策を行わないから政府紙幣を導入するのだ」というのが話の始まりです。私はどこまで本気か分かりませんが、現在の政府紙幣の導入論議は、日銀に「まともな金融政策をしないと政府紙幣を発行して日銀の裁量を狭めるぞ」という圧力にはなります。日銀は金利引き下げに異常な抵抗をしめすように裁量を狭めるのが大嫌いな組織(笑)なので、それなり効果があると考えます。

 私は政府紙幣を発行するよりも日銀法令を改正して、「日銀の運営方針が明確に決める意思がないので日銀が目標とする物価上昇率を法令で定めること」と、そして「日銀総裁の結果責任を問う制度に変更する」ことが重要だと考えます。そうすれば、政府紙幣を導入しなくても、日銀は一定のインフレを達成するように適切な金融政策を行うでしょう。それが政治家本来の仕事でなのですが、自民・民主とも金融政策の理解がない人が多いのが残念でならない。

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百おやじ

Author:百おやじ
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 経済・自作PC関連・メイド喫茶等に興味を持ち、趣味で日本大学通信教育部経済学部を卒業したかなりの変わり者。

 
 
 
 
 
 
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