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「NHKスペシャル ワーキングプア3」を視聴する

 
 今月の仕事が忙しかったんで「NHKスペシャル ワーキングプア3」(実際のタイトルはローマ数字ですが、文字化け防止のためアラビア数字で書きます)をようやく視聴しました。
 今回は「ワーキングプア」は海外にも存在するとして、海外の事例を紹介するが中心でした。海外にワーキングプアがあるって・・・。そもそもワーキングプアはアメリカで生まれた言葉です(笑)。
 
 まず「安易に非正規雇用を法規制して、ますます非正規雇用労働者の地位を不安定にした」韓国の事例を紹介。企業が法の抜け道を模索するのは当然なのに、なぜそのことを考えずに法規制したのだろうか?「単なる選挙目当てなの?」と邪推してしまいます。
 次に「米ノースカロライナ州の州政府と企業が共同で医療関連産業とその人材の育成」についての取材。「アメリカにバイオ技術を持っている技術者なんか相当数いるのに、なんで高卒程度の人をわざわざ職業訓練するの?」と思ったら、「地元から離れそうにない人なら職業訓練しても、他の企業に逃げないから」からですか。さずがアメリカですね(笑)。それにアメリカの人の多くが貯蓄してない国民性や国レベルの社会保障のなさも印象に残っています。
 ちなみに私は、日本で国や地方が特定産業育成に力を入れることは基本的に反対です。産業に関して国が市場や民間企業よりも適切に資源配分できるとは思えませんし、なにせ雇用・能力開発機構のように役人やその下請けが無駄遣いしますから(笑)。
 さらに「イギリスの若者に対する手厚い職業訓練」の紹介です。支援員が職のない若者に声をかけ、就職が決まるまで支援するのは、これってワーキングプア問題ではなく「ニート支援」です。「タイトルに偽りあり」と言わざるを得ません。イギリスのニート支援自体は悪くないと思います。
 最も印象に残ったのが、恒例の内橋克人氏の暴論です。「介護や医療分野が人手不足だから雇用を増やすべきだ」という意見には開いた口がふさがらりませんでした。プロの経済評論家なのに日本の介護がなぜ人手不足の理由を知らないようです。それは仕事がきつく、低賃金で食えないからです。高齢者が増え続け、施設への介護保険支給がカットされる状況で賃上げを望むことはできません。そんなにいい仕事だったら、人が集まって介護の人手不足は自然に解決します。介護事情の個別事情を知らなくても(知っていないとダメだが)内橋氏はなんでこんな単純な話が分からないか不思議でなりません。やはり内橋氏はかっこよく、もっともらしい話が好きなようですが、思いつきの発言は困ります。

 いずれにしろ海外のワーキングプア問題を多くの人に紹介したことで、番組を放送した価値はあります。いろいろある(笑)NHKですが、視聴率に左右されない良質な番組を制作されるよう期待しています。


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百おやじ

Author:百おやじ
 男性 仕事はあまりできないが多少の資格はある。
 経済・自作PC関連・メイド喫茶等に興味を持ち、趣味で日本大学通信教育部経済学部を卒業したかなりの変わり者。

 
 
 
 
 
 
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