読売新聞「検証 特区の学校」に関して(2)
前回読売新聞特集「検証 特区の学校」について書きましたが、その続きです。長くなるので、今回も2回分の感想を書きます。
「検証 特区の学校(3) 児童留学 英会話自然に」(2007/12/6)
内容は、「大半の授業をするイマージョン(言葉漬け)教育の小学校」の紹介です。親としたら「子供に英語が話せるようにさせたい」と思うでしょう。確かに英語ができればその人の選択肢が広がるのは間違いない。でも「日本語の使い方が完成してないうちに、外国語ばかりやらせるのはどうなんだろう?」と私は思います。英語ばかり得意(そう)で肝心な本業が駄目な学者もいますし(笑)、先日日本の「科学的応用力」6位転落が話題になっただかりです。
小学校6年間という人生にとって大切な時間にどう学習させるかは終わりのない議論で私の能力を超えることだと思うので、この話題は終わりにします。
「検証 特区の学校(4) スポーツ課程で生き残り」(2007/12/7)
スポーツで知名度を上げようと努力する株式会社立通信制高校の話です。スポーツで知名度を上げようとするのは、野球の特待生制度問題でもあったように、株式会社立学校に限った話ではありません。私はスポーツに全般に興味がある方ではありませんが、甲子園で私立高校だと性格の悪い私なんかは「どうせ地元の学生があまりいないだろう」と思い、公立高校を応援したくなります(笑)。千葉でも市立船橋高校みたいに体育科がある高校もあるので、実際に公立だから地元中心とも限りませんし、成田高校みたいに公立みたいな名称の私立高校もあるので、簡単に判断できません。
話は無茶苦茶ズレましたが(笑)、本当に優秀な生徒は既存の実績のある学校に行ってしまうので、新規高校で集められる生徒は限界があります。ここでも、株式会社立に限定されない新規学校の難しさが出てきます。
今までの記事は、「株式会社立学校は私学助成が受けられない」という不利な面を除いて学校法人の私立学校にも共通する問題ばかりです。この特集を編集している方はどう特区の学校についてどう結論づけるのしょうか。楽しみに待ってみます。
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「検証 特区の学校(3) 児童留学 英会話自然に」(2007/12/6)
内容は、「大半の授業をするイマージョン(言葉漬け)教育の小学校」の紹介です。親としたら「子供に英語が話せるようにさせたい」と思うでしょう。確かに英語ができればその人の選択肢が広がるのは間違いない。でも「日本語の使い方が完成してないうちに、外国語ばかりやらせるのはどうなんだろう?」と私は思います。英語ばかり得意(そう)で肝心な本業が駄目な学者もいますし(笑)、先日日本の「科学的応用力」6位転落が話題になっただかりです。
小学校6年間という人生にとって大切な時間にどう学習させるかは終わりのない議論で私の能力を超えることだと思うので、この話題は終わりにします。
「検証 特区の学校(4) スポーツ課程で生き残り」(2007/12/7)
スポーツで知名度を上げようと努力する株式会社立通信制高校の話です。スポーツで知名度を上げようとするのは、野球の特待生制度問題でもあったように、株式会社立学校に限った話ではありません。私はスポーツに全般に興味がある方ではありませんが、甲子園で私立高校だと性格の悪い私なんかは「どうせ地元の学生があまりいないだろう」と思い、公立高校を応援したくなります(笑)。千葉でも市立船橋高校みたいに体育科がある高校もあるので、実際に公立だから地元中心とも限りませんし、成田高校みたいに公立みたいな名称の私立高校もあるので、簡単に判断できません。
話は無茶苦茶ズレましたが(笑)、本当に優秀な生徒は既存の実績のある学校に行ってしまうので、新規高校で集められる生徒は限界があります。ここでも、株式会社立に限定されない新規学校の難しさが出てきます。
今までの記事は、「株式会社立学校は私学助成が受けられない」という不利な面を除いて学校法人の私立学校にも共通する問題ばかりです。この特集を編集している方はどう特区の学校についてどう結論づけるのしょうか。楽しみに待ってみます。
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